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総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書) (祥伝社新書 498) 新書 – 2017/3/2

3.7 5つ星のうち3.7 41個の評価

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購入オプションとあわせ買い

最強のビジネスモデル
日本独自の業態として戦後復興期や高度成長期の日本経済を牽引、オイルショック・バブル崩壊・リーマンショックに衰微することなく、
諸外国の研究により育成された同業他社にも勝利した総合商社。本書は、その「強さ」に迫り、日本企業の「次」を探るものである。
具体的には、1970年代より問われている「総合商社とは何か」「なぜ日本にだけ存在するのか」を考察し、2000年代以降の「投資会社化」や「今後も存続するのか」「どこへ向かうか」を明らかにしていく。
総合商社が今世紀はじめに復活を遂げるにあたって行なった経営改革とビジネスモデルの変革は、多くの日本企業に〝気づき〟を与えるだろう。
<目次>
第1章 総合商社、近年の大変化
第2章 商社の歴史・戦前――総合化と投資活動
第3章 商社の歴史・戦後――総合商社の成立と展開
第4章 総合商社の特殊性
第5章 総合商社の「次」なる形
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商品の説明

著者について

田中隆之(たなか たかゆき)
専修大学経済学部教授、博士(経済学)。1957年、長野県生まれ。1981年、東京大学経済学部卒業、日本長期信用銀行入行。
同行調査部ニューヨーク駐在、市場企画部調査役、長銀総合研究所主任研究員、長銀証券投資戦略室長チーフエコノミストなどを経て、2001年より現職。
2012年より1年間、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院客員研究員。専門は日本経済論、財政金融政策。著書に『「失われた十五年」と金融政策』(日本経済新聞出版社)、
『金融危機にどう立ち向かうか』(ちくま新書)、『総合商社の研究』(東洋経済新報社)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 祥伝社 (2017/3/2)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/3/2
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 280ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4396114982
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4396114985
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 41個の評価

著者について

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田中 隆之
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し、長い時間をかけて「完読」いたしました。その第一印象として、著者は、正確、正直で、理解しやすい簡素かつ、明確な 文章で、必要なら、図や、表、ダイヤグラムを、随所に 挿入して、読者の 理解度を上げる 「工夫」を、施しております:(出版社、編集局様の意向も入っているかも?)。タイトル、上↑に 記載したのは 皆さんが、生活上で お世話になっている ほとんどの 「商品」に、この「総合商社」が、少しでも 絡んでいる 可能性が 大きいということです。ファストフードの ほとんどは、どこかの「総合商社」が絡んでいるはずです。この本には、三井物産の(資料が多く残っているのか?)経歴が よく引用され 紹介されています。「総合商社」という 名称の 「定義」にも よりますが、解釈次第では、始まりは、あの 坂本龍馬の「亀山社中」の時代:すまわち、「幕末~」という 解釈も 不可能では ありません。とのことです。この「総合商社:昔:30~40年程前は:「インスタントラーメン」から「ロケット、戦闘機まで」と、幅広い 商品群の商いを 揶揄されていたくらいです。この商売:投資:バリューチェーン展開などの 混合業種の 「総合商社」というのは、日本独自の会社形態で、真似ようとしても、短期間では 「社員の専門知識上」や、「会社集団(旧財閥系列)の団結力」などで 無理だそうです。あの、格付け会社の「ムーディーズ」も フォーチュン 順位時に、会社の業種分類に悩んだくらいだそうです。世界状況の 変化より、その後、専門化商社 の 時代を経て、現在の 総合商社「:商品群がバランスのとれている」→「近年、再度、専門化」しているという見方もあります。しかし、学術上は 「第二次世界大戦後」という 解釈が 一般的みたいです。でも、この本には、「総合商社」の発祥としては、上記の様に「幕末~」の 情報を 詳しく(関西5綿商社など)を 紹介してくれており、経年毎に、合併や 経営統合を 繰り返し、現在に 落ち着いた 内容も 細かく記載されています。会社名の数だけでも、30社名くらい?は出てきているのではないでしょうか?知っているかな~と思う名前もあり、全然知らない社名もあり、勉強になりました。もちろん、わかりやすい、表もありますよ! この 本 の 基本「BOOKデータ」は、Amazon様の データを ご参照ください。大まかな 本の 内容や、目次、著者の経歴等が 記載されております。内容は、「総合商社」は、いつ 生まれ、どういう、「歴史」を たどり 「変遷」して行き、現在の「形態」になり、今があり、その分析や、今後、「どの様な改革」が必要で、業務、経営の守備範囲:「商品や業務形態」の変化の必要性や、「経営改革:会計制度の国際的変更や、世界情勢の変化に伴い組織の変更」、未来の「総合商社」は、どうなって行くべきなのか? どうなっていくのか? の議論がなされています。非常に わかりやすく、理解しやすい「本」です。なので、星評価:5個です! 本の最後の部分が、最重要な部分と判断しました。おもしろい:重要?なダイヤグラムが 3つ程、気づきました。3つ共、将来形への議論です。①P.247:図表20:「総合商社の二つの軸と四つの方向性:(海外?国内?トレード?事業運営・事業投資?)」 ②P.258:図表21:「総合商社の三つの要素:商品取引トレード、事業運営、事業投資」 ③P.261:図表22:「総合商社の位置:総合商社の原型を元に事業運営を行う?・行わない?、投資を行う?・行わない?」これらは、「総合商社の行方」なのです。「総合商社」の未来形です。未来は、誰にも予想はできません! しかし、このまま、通常の 予想範囲内の「経済、世界情勢の 山と谷や、イレギュラー」くらいなら、もう、「総合商社」というのは、どうなるか? ある程度、計算?しておられます。学術的には、「経済学」、「経営学」、「社史学?」的に 色々、多方面から「議論」が ある程度 つくされ、著者も 参加されている 「総合商社原論特別研究会」でも、分析され、今後 将来の 方向性を 考慮されているようです。何しろ、あまり、難しい文章はなく、読みづらい「漢字」には、フリガナ が ふられており 助かりました。題名に 興味の ある方、少しの 経済を ご存じ (高校3年~大学1年程度の経済の知識が)あれば、大丈夫、理解できると思いますよ。日本にしかない、会社形態「総合商社」の、成立ち~未来形までの、わかりやすい「本」です。就職の勉強になるかも。ご一読あれ!
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読むことで、商社不要輪に対してどのような見方ができるのか、理解できました。体系的にまとまっているので、商社のビジネスについて知りたい方は必読です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
商社の歴史、ビジネスの変化という点では参考になる。将来に向けた変化では、余り目新しい点はなかった。商社の業態を知りたいのならば、良いのではないか。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年4月2日に日本でレビュー済み
最近の総合商社について歴史的なデータとともに説明してある良書。
書名も内容も研究本なのだが、読むと意外にも実用本である。
商社を通じてビジネス経営に必要なバリューチェーンへの考察を深めることができる。
どの業界でも経営層や経営企画職の人には役に立つと思う。
さらに、学生には少し難しいかも知れないが、就職や転職を考える人にとって、
産業界の利益構造の概要がわかるので、どの業界へ行けば儲かるかのヒントが得られる。
エッセンスを集めた軽めの実用本バージョンも期待したい。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年4月6日に日本でレビュー済み
読みやすい、わかりやすい、説明が丁寧、が率直な読後感。
十分な実証性を基礎に置きつつ、総合商社という日本固有の形態を通して、日本経済の未来を夢見る仕掛けができている。
読者は、第一章にて現状を俯瞰した後、第二章、三章の戦前/戦後の歴史的考察(実証)を踏まえた上で、第五章、総合商社の「次」なる形、において、”流れるように”未来の姿へと誘われる。
筆者は実に見事なStorytellerである。
第五章にて展開される、何故総合商社が生き延びる事ができたか?という問い。筆者の指摘する理由のひとつ、「収益源を発見・実現する力」を有してきた、のなかで触れられている、「バリュー・チェーン」構築力は重要である。開発~販売までの広範な領域における付加価値をつける力であり、これを発展させると、川上から川下までトータルな視野をもつ循環型社会構築も可能となり、将に経済的価値と社会的価値を同時追及する、マイケル・ポーター提唱のCSVの具現化にもつながるものと期待する。
強いて言わせてもらうと、総合商社の「次」なる形の具体例として、非資源分野のなかでも、医療/介護関連事業への可能性などにも言及されると、身近な問題として、更に読者の興味も増してこよう。既に病院経営などでアジアに進出している例も見聞するが、課題先進国たる日本が迎える超高齢化社会の大きな難問であり、人口問題にも密接にからむ。筆者の指摘する、「ニーズやシーズを発見・事業化する力」を有した事、特に事業化するノウハウを蓄積してきた事、が将に体現される分野の一つかと思う。
本書で展開される「自己変革のDNA」を継承する限り、総合商社の行方に希望が持てると同時に、日本企業の将来のビジネスモデルを考えるヒントも提示してくれる良書である。先行した研究書である「総合商社の研究」を傍らに置きながら本書を読むことで、より一層深い理解が進むものと思われる。一読をおすすめする。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年-2011年に日本貿易会が行った「総合商社原論特別研究会」で主査を務めた筆者による総合商社論。 全体的な印象としては、歴史や政策・経済的背景をベースに詳細な分析が行われているため納得感がある一方で、ややアカデミックな口調でわかりにくい部分もありました。 筆者は商社ではなく銀行出身で現在は学者をされている方なので、個別のプロジェクトや仕事観に関する言及はほとんどなく、第三者的な立場でのアカデミックな分析が本書の特徴といえるでしょう。

総合商社といえば必ず言われるのが「何故日本だけで成立しているのか?」という疑問ですが、それに対して著者は「総合商社を成立させた条件」として、以下の4つを挙げています。 ①国策的な必要性、②メーカーによる直接輸出が困難だったこと、③戦後経済が急拡大したこと、④国内産業との企業間取引における長期的なコネクションを持っていたこと。

これはつまり、①日本は戦後の経済復興で資源の輸入と工業製品の輸出のために商社を優遇する政策がとられた、②日本の事業会社がまだ海外の販路を持っていなかった、③高度経済成長で様々な物品の国際貿易が活発化した、④総合商社は財閥の系列内で商圏を確保しやすかった、ということです。 一方で、例えばアメリカで総合商社が育たなかった理由は、内需が大きいため輸出を中心とする貿易の役割が小さかったこと、政府の役割が小さく商社に対する政策的補助が無かったこと、反独占的風潮が強かったこと、などがあると指摘しています。 また、イギリスで興ったジャーディン・マセソン商会等の総合商社が衰退した理由は、アメリカと同じく反独占的風潮が強かったことと、1980年代に機関投資家の株式保有比率が上昇したことで商社のようなコングロマリットが解体され、専門商社もしくは製造業へ転じたから、という説明がなされています。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年3月31日に日本でレビュー済み
 構成として「まず第一章で変化しつつある総合商社のビジネスモデルを解説」するところから始まるのはわかりやすい。議論の前に基礎的な情報を得ることができるからだ。新書読者を意識してか丁寧な記述で読みやすいが、ただ内容を理解するのはそれほど簡単ではない。綜合商社の収益モデル、連結決算のしくみなど議論に必要な要素は解説されているのだが、それでも一定以上の基礎知識は必要だ。
 たとえば現在の総合商社を「総合事業運営・事業投資会社」ととらえているが、よりどころとなるデータと結論が100%しっくりとは結びつかなかった。手に入る統計の限界や読者側に数字を読み解く力が不足していることが原因かもしれない。
 今後の著作として興味があるのは、商社のバリューチェーン戦略において「経済的価値を創造しながら社会的ニーズに対応することで社会的価値をも創造する」という視点でのアプローチが当てはまるのかという点だ。三菱商事のいうところの「投資先の成長に貢献する『事業経営』を強化」の先に「投資先社会の成長に貢献する」視点が意識されているなら詳しく見てみたい。
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レポート
2017年4月14日に日本でレビュー済み
伊藤忠、三菱商事……こういった大手だけでなく、
日本には「総合商社」と言われる会社がけっこう多い。
大手になると、それこそ何でも扱う。

ラーメンからロケットまで……

そんな言葉もあったような気がする。
だがその総合商社も、時代とともに変化しつつある。
グローバル化の波は、否応なく押し寄せてくるし、
日本という国の「立ち位置」も変わりつつあるからだ。
本書はまず、変化しつつある総合商社について俯瞰的に見ていく。

ただ、総合商社はそもそもが複雑な会社である。
連結決算やおびただしい扱い商品の収益などについて、
総合商社をあまり知らない人には、ややハードルは高いかもしれない。

それでもいろいろな具体例を挙げながら、商社とは何かという基本的なテーマは外していない。
明治初期にまで遡る商社の歴史や、ごく最近のビジネスモデルまで、
新書で手っ取り早く総合商社のことを理解するには、格好の1冊だろう。
もう少し、「今後の展望、戦略」に踏み込んでいたら(いちおう踏み込んではいる)
非常にすぐれた入門書になっていたと思う。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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