蒸留技術を学ぶ本としてお勧めします。
本書は、
「解いて覚えろ」
を基本としており、計算例が多く記載されている。
そのため、これから授業で蒸留技術を学ぶ方から企業の方まで使えると思います。

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絵とき「蒸留技術」基礎のきそ (Chemical Engineering Series) 単行本 – 2008/1/1
大江 修造
(著)
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社日刊工業新聞社
- 発売日2008/1/1
- ISBN-104526059676
- ISBN-13978-4526059674
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商品の説明
著者からのコメント
主要な計算はExcelにより行っています。
各章のねらい。
第1章 蒸気圧
蒸留の原埋は物質の示す蒸気圧の差を用いています。蒸気圧を良く埋解しておくことが重要です。
本章では「蒸気圧とは何か?」という質問に、分かりやすく答えています。その上で、蒸気圧を計算
する式の成り立ちを、水を例にして数値例で解説しであります。
蒸気圧データの無いときは、大変困るのですが、沸点のデータがあれば、蒸気圧を求めることができ
る方法を掲載しています。本書で初めて紹介する方法です。活用して下さい。
第2章 気液平衡
蒸留の基本は何と言っても気液平衡です。やや大げさに言えば、気液平衝により蒸留のすべてが決ま
ると言えます。それだけに気液平衡を良く埋解することが重要です。
気液平衡の計算法を具体例により解説しました。計算例を是非ともご自分で計算して下さい。理解が
深まるはずです。パソコンのExce1が威力を発揮してくれるでしょう。
気液平衡の測定は難しいと言われています。ポイントを筆者の経験をもとに解説しましたので、初め
ての方でも、正確な測定ができると期待しています。
第3章 蒸留の理論
蒸留には様々な方法があり、本章では代表的な蒸留方法を解説していますが、最も詳しく解説してい
るのはマッケーブ・シール法です。マッケーブ・シール法を学ぶ事により、蒸留の本質を良く理解する
ことができるからです。
マッケーブ・シール法が優れているのは、図解法である点です。これにより蒸留の概念を容易に埋解
することができます。しかし、パソコンを利用して計算によりマッケーブ・シール法を学ぶのも蒸留計
算を広く埋解するのに役立ちます。
第4章 蒸留塔の設計
年々新しい蒸留塔が開発されて、高性能な機種が登場しています。特に進歩の著しいのが充填塔であ
り、規則、不親則充填物を間わず性能が向上しています。
すなわち、操作範囲が広く、圧力損失の低いものが多くなり、選択に困る位です。これらの性能を評
価できることが重要になって来ました。
評価機関として米国の蒸留研究機関(FRI)があり、その設計法は業界標準となっています。これ
らのことを埋解するために、本章の例題を役に立たして下さい
各章のねらい。
第1章 蒸気圧
蒸留の原埋は物質の示す蒸気圧の差を用いています。蒸気圧を良く埋解しておくことが重要です。
本章では「蒸気圧とは何か?」という質問に、分かりやすく答えています。その上で、蒸気圧を計算
する式の成り立ちを、水を例にして数値例で解説しであります。
蒸気圧データの無いときは、大変困るのですが、沸点のデータがあれば、蒸気圧を求めることができ
る方法を掲載しています。本書で初めて紹介する方法です。活用して下さい。
第2章 気液平衡
蒸留の基本は何と言っても気液平衡です。やや大げさに言えば、気液平衝により蒸留のすべてが決ま
ると言えます。それだけに気液平衡を良く埋解することが重要です。
気液平衡の計算法を具体例により解説しました。計算例を是非ともご自分で計算して下さい。理解が
深まるはずです。パソコンのExce1が威力を発揮してくれるでしょう。
気液平衡の測定は難しいと言われています。ポイントを筆者の経験をもとに解説しましたので、初め
ての方でも、正確な測定ができると期待しています。
第3章 蒸留の理論
蒸留には様々な方法があり、本章では代表的な蒸留方法を解説していますが、最も詳しく解説してい
るのはマッケーブ・シール法です。マッケーブ・シール法を学ぶ事により、蒸留の本質を良く理解する
ことができるからです。
マッケーブ・シール法が優れているのは、図解法である点です。これにより蒸留の概念を容易に埋解
することができます。しかし、パソコンを利用して計算によりマッケーブ・シール法を学ぶのも蒸留計
算を広く埋解するのに役立ちます。
第4章 蒸留塔の設計
年々新しい蒸留塔が開発されて、高性能な機種が登場しています。特に進歩の著しいのが充填塔であ
り、規則、不親則充填物を間わず性能が向上しています。
すなわち、操作範囲が広く、圧力損失の低いものが多くなり、選択に困る位です。これらの性能を評
価できることが重要になって来ました。
評価機関として米国の蒸留研究機関(FRI)があり、その設計法は業界標準となっています。これ
らのことを埋解するために、本章の例題を役に立たして下さい
登録情報
- 出版社 : 日刊工業新聞社 (2008/1/1)
- 発売日 : 2008/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 4526059676
- ISBN-13 : 978-4526059674
- Amazon 売れ筋ランキング: - 124,382位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 67位化学工学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2013年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図解や例題が多く掲載されており、理解できるまで繰返し一人で学習できる参考書です。
2017年3月1日に日本でレビュー済み
数式の記載もありつつ、文章による丁寧な説明もあり読みやすい。
2017年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
化学工学を先行していなかったが、会社でプロセス設計にかかわることになり購入。
いままで研修などで点でしか勉強してこなかったことが体系的に理解できるような内容であった。
いままで研修などで点でしか勉強してこなかったことが体系的に理解できるような内容であった。
2009年7月26日に日本でレビュー済み
物性推算法でネット検索すると、必ず良くヒットする、大江教授が書いた本だと、買ってから気づいた。
そして最近AIChEから表彰されてたなんてのも本を買って気づいた。
スゴイ方なんですね。
内容は、非常に分かりやすいです。
ただ、読む前に物理化学の気液平衡・理想溶液・実在溶液・活量、に関して多少学んでおいた方が良いと思われます。
そして最近AIChEから表彰されてたなんてのも本を買って気づいた。
スゴイ方なんですね。
内容は、非常に分かりやすいです。
ただ、読む前に物理化学の気液平衡・理想溶液・実在溶液・活量、に関して多少学んでおいた方が良いと思われます。
2008年3月24日に日本でレビュー済み
高校で学ぶ化学とはだいぶ毛色の違う化学工学。本書の内容は、化学工学のなかでも蒸留に関
し、基礎中の基礎から、必要となる物性の計算方法、蒸留の理論や蒸留塔の設計に至るまで多
岐にわたる。特に理論に関しては、例えばマッケーブ・シール法について実際の作図や計算課
程が詳細に書かれているなど、実例を多く記載し読者の便宜を図っているのが本書の特長であ
る。このような記述は他の専門書には見られず、蒸留に関して40年以上携わってきた著者の集
大成ともいえる一冊であろう。
蒸留を学ぶ学生の参考書として最適である。
し、基礎中の基礎から、必要となる物性の計算方法、蒸留の理論や蒸留塔の設計に至るまで多
岐にわたる。特に理論に関しては、例えばマッケーブ・シール法について実際の作図や計算課
程が詳細に書かれているなど、実例を多く記載し読者の便宜を図っているのが本書の特長であ
る。このような記述は他の専門書には見られず、蒸留に関して40年以上携わってきた著者の集
大成ともいえる一冊であろう。
蒸留を学ぶ学生の参考書として最適である。
2008年2月5日に日本でレビュー済み
「蒸留」をテーマに、その物理化学から応用技術までを網羅した入門書。
広い範囲の内容でありながら、構成に無駄がなく、図表や計算実例が多用されるなど非常にわかりやすい。また、語りかけるような文章の中に、一般の専門書では書かれないような、考え方や操作方法のポイントが織り交ぜられている。これはとても参考になり、本書の特長とも言えよう。
蒸留技術を基礎から学びたい方はもちろん、化学工学の教科書・参考書としても役立つ一冊。
広い範囲の内容でありながら、構成に無駄がなく、図表や計算実例が多用されるなど非常にわかりやすい。また、語りかけるような文章の中に、一般の専門書では書かれないような、考え方や操作方法のポイントが織り交ぜられている。これはとても参考になり、本書の特長とも言えよう。
蒸留技術を基礎から学びたい方はもちろん、化学工学の教科書・参考書としても役立つ一冊。