緻密な分析で、学術的にも評価が高い一冊とのことですが、難しいことを分かりやすく書ける筆者の力量から、研究者以外の猫好きにもおすすめの一冊と言えます。
少しでも古典に興味がある猫好きには絶対おすすめです。
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猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる (講談社学術文庫) 文庫 – 2014/10/11
田中 貴子
(著)
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猫の魅力、そして猫とともに生きる喜びをいきいきと描いた数々の古典文学を紹介する。平安時代には舶来の「ブランド品」で、『徒然草』では「ねこまた」、禅問答の公案になり、秀吉の朝鮮出兵にも従軍し、芭蕉にはその恋を詠まれた、猫。学術文庫版ボーナスとして、かの『吾輩は~』の猫についてのエッセイも収録。さらに、物語絵巻、涅槃図、浮世絵……寺院の天井画まで、猫図版も満載。(講談社学術文庫)
猫の魅力、そして猫とともに生きる喜びをいきいきと描いた、数々の古典文学を紹介する。平安王朝文学に描かれる「ブランド品」として愛玩される唐猫から、『徒然草』の「ねこまた」、禅僧に愛され禅問答の公案にもなった猫、秀吉の朝鮮出兵に従軍した猫、芭蕉の句に描かれる「猫の恋」、西鶴の浮世草子に出てくる猫のノミ取り屋まで、日本の古典文学に著された歴々の猫が揃い踏み。学術文庫版ボーナスとして、かの『吾輩は~』の猫についてのエッセイも収録。
さらに、物語絵巻、涅槃図、浮世絵……寺院の天井画まで、猫図版も満載。
猫の魅力、そして猫とともに生きる喜びをいきいきと描いた、数々の古典文学を紹介する。平安王朝文学に描かれる「ブランド品」として愛玩される唐猫から、『徒然草』の「ねこまた」、禅僧に愛され禅問答の公案にもなった猫、秀吉の朝鮮出兵に従軍した猫、芭蕉の句に描かれる「猫の恋」、西鶴の浮世草子に出てくる猫のノミ取り屋まで、日本の古典文学に著された歴々の猫が揃い踏み。学術文庫版ボーナスとして、かの『吾輩は~』の猫についてのエッセイも収録。
さらに、物語絵巻、涅槃図、浮世絵……寺院の天井画まで、猫図版も満載。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/10/11
- 寸法10.7 x 1 x 14.9 cm
- ISBN-104062922649
- ISBN-13978-4062922647
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商品の説明
著者について
田中 貴子
1960年京都生まれ。広島大学大学院博士
課程修了。甲南大学教授。専門は中世国文
学,仏教説話。著書に『中世幻妖―近代人
が憧れた時代』(幻戯書房),『あやかし考
─不思議の中世へ』(平凡社)など,学術
文庫に『日本〈聖女〉論序説』がある。
1960年京都生まれ。広島大学大学院博士
課程修了。甲南大学教授。専門は中世国文
学,仏教説話。著書に『中世幻妖―近代人
が憧れた時代』(幻戯書房),『あやかし考
─不思議の中世へ』(平凡社)など,学術
文庫に『日本〈聖女〉論序説』がある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2014/10/11)
- 発売日 : 2014/10/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4062922649
- ISBN-13 : 978-4062922647
- 寸法 : 10.7 x 1 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 164,698位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 540位講談社学術文庫
- - 14,985位文芸作品
- - 29,190位ノンフィクション (本)
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2019年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学で化け猫や猫又に関する歴史を調べていたので購入しました。大変役に立ちました。
2020年5月26日に日本でレビュー済み
日本霊異記やら権記やらを読んでいると、思いがけず猫が登場することがある。記紀ではさすがにないが、それ以降の記録には、ひょいと猫が文中から飛びだしてくることがあり、すると古色蒼然とした古文書がにわかに生彩をおびてくるという経験がよくあった。誰か猫にピントを合わせて中世史など書いてくれたらおもしろいのに、と思っていたらやはり書いている人がいるのですね。ありがたい。本書によると平安時代あたりまで狸と書いて猫と読ませていたという。ほぇー。また北条実時が建てた金沢文庫周辺では猫は「かな」と呼ばれていた。ほぇー。
2016年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
説明どおり、本が完璧です。そして早めに送ってくれましだので嬉しいです。
2019年7月6日に日本でレビュー済み
テーマは面白いし、初めて紹介された文献もあるのだけれど、たとえば日本語『ねこ』の初出を「日本霊異記」とするなど多くの猫雑学本の誤りを繰り返しているのは不満が残る。(実際の初出は奈良時代中期の成立かと思われる「新訳華厳経音義私記」)
2015年1月18日に日本でレビュー済み
猫とは不思議だと思う。
慣れたかと思うと他人(他猫)のようなそぶり・・・愛猫家にはそういうところがたまらないのだろう。
そんな愛猫家が平安朝からいたとは、名状しがたい感慨が沸いてくる。
古典とかは正直苦手な分野だったが、この本では親切に現代訳にしてくださっている。
猫好きなら一度呼んで見られたらどうだろう?
慣れたかと思うと他人(他猫)のようなそぶり・・・愛猫家にはそういうところがたまらないのだろう。
そんな愛猫家が平安朝からいたとは、名状しがたい感慨が沸いてくる。
古典とかは正直苦手な分野だったが、この本では親切に現代訳にしてくださっている。
猫好きなら一度呼んで見られたらどうだろう?
2017年1月12日に日本でレビュー済み
2001年に淡交社から出た単行本『鈴の音が聞こえる-猫の古典文学誌』の文庫化。
著者は中世国文学の研究者。本書も文学作品や文書記録にあらわれた猫の分析・紹介がメインとなっている。
猫という文字が日本で猫を指すようになったのはいつか、ねこまた、金沢文庫の猫、猫を愛した禅僧たち、薩摩の猫神など、多くの話題が詰め込まれているが、いずれも学術的に扱われており、しっかりした内容だ。
『猫の草紙』の現代語訳なども。
こういう本は単なるエピソード集に終わってしまうケースが多いのだが、きちんとした研究になっており、信頼できると思う。
著者は中世国文学の研究者。本書も文学作品や文書記録にあらわれた猫の分析・紹介がメインとなっている。
猫という文字が日本で猫を指すようになったのはいつか、ねこまた、金沢文庫の猫、猫を愛した禅僧たち、薩摩の猫神など、多くの話題が詰め込まれているが、いずれも学術的に扱われており、しっかりした内容だ。
『猫の草紙』の現代語訳なども。
こういう本は単なるエピソード集に終わってしまうケースが多いのだが、きちんとした研究になっており、信頼できると思う。
2014年12月29日に日本でレビュー済み
私は文学が好きな方で、猫に関しては好きでも嫌いでもないといったところだが、楽しく読めた。
『日本霊異記』の古い訓点(平たくいえば振仮名)では、「狸」に「ネコ」とあるという言葉の問題から始まって、著名な『枕草子』の「命婦のおとど」のエピソードや、近世の化け猫まで、様々なネコたちの活躍が文庫本で手軽に読めるのが良い。
動物を扱った古典関連の書物というと、小林祥次郎『日本古典博物事典 動物編』は名著だが高価だし、學燈社から出ていた雑誌『國文學』の「古典文学動物誌」は、雑誌であるから手に入れにくく、個々の動物に関する紙数は限られている。その点、本書はネコ特化なので、ボリュームもある。
一点気になったのは、56頁で『古今和歌六帖』を『夫木和歌抄』とともに「平安末期から鎌倉時代に作られた」としている点。『古今和歌六帖』の成立は、一般には十世紀終わり頃と推定されており、「平安末期」ではないはず。なにか理由あっての記述なのだろうか?
『日本霊異記』の古い訓点(平たくいえば振仮名)では、「狸」に「ネコ」とあるという言葉の問題から始まって、著名な『枕草子』の「命婦のおとど」のエピソードや、近世の化け猫まで、様々なネコたちの活躍が文庫本で手軽に読めるのが良い。
動物を扱った古典関連の書物というと、小林祥次郎『日本古典博物事典 動物編』は名著だが高価だし、學燈社から出ていた雑誌『國文學』の「古典文学動物誌」は、雑誌であるから手に入れにくく、個々の動物に関する紙数は限られている。その点、本書はネコ特化なので、ボリュームもある。
一点気になったのは、56頁で『古今和歌六帖』を『夫木和歌抄』とともに「平安末期から鎌倉時代に作られた」としている点。『古今和歌六帖』の成立は、一般には十世紀終わり頃と推定されており、「平安末期」ではないはず。なにか理由あっての記述なのだろうか?