無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
渋沢栄一 人生意気に感ず “士魂商才”を貫いた明治経済界の巨人 (PHP文庫) Kindle版
もともと攘夷討幕論者だった渋沢栄一が、一橋(徳川)慶喜に仕えることとなり、幕臣となったのは24歳の時であった。働きどころを得て実力を発揮し、その才を認められた彼は、幕末の動乱が風雲急を告げる慶応3年(1867年)、徳川昭武の随員としてフランスに渡る。
現地で“提供する側がおごらず、受け手が引け目をまったく感じない公共事業”を目の当たりにし、衝撃を受けた彼は、その後、終生にわたって「人の道と経済利益の両立」を掲げ、事業を展開する。日本初の株式会社制度を導入した静岡商法会所の設立、大蔵省の組織改革、第一国立銀行や五百余の民間企業の起業・育成……。渋沢にとって、私利はすなわち利他(他に利益を還元する)であり、一貫して公益の追求者であり続けた。
本書は、経済面から明治日本の近代化を推進し、“日本資本主義の父”と称えられた実業家・渋沢栄一の事蹟を活写した長編小説である。
『論語とソロバン』を改題。
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2004/6/1
- ファイルサイズ404 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
この著者の人気タイトル
商品の説明
出版社からのコメント
著者について
登録情報
- ASIN : B0079A66LQ
- 出版社 : PHP研究所 (2004/6/1)
- 発売日 : 2004/6/1
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 404 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 355ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 219,164位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 694位歴史・時代小説 (Kindleストア)
- - 1,464位PHP文庫
- - 23,614位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
著者について
童門冬二(どうもん・ふゆじ)
作家、本名・太田久行。1927年、東京に生まれる。
第43回芥川賞候補。目黒区役所係員を振り出しに、都立大学事務長、都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。1979年退職。
在職中に累積した人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説、ノンフィクションの分野に新境地を拓く。
著書に『男の器量』『名将に学ぶ人間学』『日本の歴史どうしても知っておきたい名場面80』『坂(※)本竜馬「自分」を大きくする法』(以上三笠書房刊、※印《知的生きかた文庫》)、『小説上杉鷹山』ほか多数ある。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
(1)『渋沢はもともと気が短い。そこでかれは腹が立つたびに、 (ひとつ、ふたつ、みっつ……) と数を数えた。十まで数えるとだいたい怒りが収まる。』今日から実践できそうですね。
(2)『「いまの政府にははたして国民に対する仁の気持ちがおありなのですか。経済ということばは乱れた世をととのえ、苦しんでいる民を救うことの略です。経済の理念を実行するためには日本全体に興国安民法を適用する必要があります。それにはまずトップ層から生活を引き締め、国民に模範を示すことです」』今の政治家にそのまま言ってやりたいですね。もちろん,国民のために一生懸命お仕事なさっている政治家の方々もいらっしゃいますよ。。。
本書では渋沢氏が旧幕府という大いなるハンデを背負いながらも明治政府下で大鉈を振るい、経済面から日本の近代化を推進する姿、また野に下って”日本資本主義の父”と呼ばれるようになるまでの波乱万丈の半生を著者・童門冬二氏が精細に描写している
渋沢栄一氏といえば”論語と算盤”という氏独自の理念で有名な方であるが、現代に生きる我々に深い示唆を与えてくれる言葉であるように思う
というのは現在の日本はあまりにも算盤勘定のほうに偏りすぎて、肝腎の論語の精神、すなわち「利の元は義」ということを忘れてしまっているように感じるからだ
確かに欧米の企業に伍していくことは非常に重要な課題であることは間違いないが、なりふりかまわずに経済成長に走った結果、”エコノミック・アニマル”と揶揄されたかつての日本に戻しては元も子もない
ここは渋沢栄一という日本資本主義の原点に返り、利他の精神に立ち返るべきではないだろうか!?
その点においてまず本書を一読されることは最適な選択の一つであると考える
言うまでもないが、渋沢氏の理念は決して経済成長を侮蔑するものではない
むしろ経済成長は大いに結構なことであるというスタンスである
しかし、”仏作って、魂入れず”では駄目ということだ