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桜のいのち庭のこころ 単行本 – 1998/4/1

4.6 5つ星のうち4.6 34個の評価

自然にマニュアルはありません。桜も庭も守りをせなあきませんのや。桜守と呼ばれ、京都仁和寺出入りの植木職・植藤の16代目が語る桜と庭と自然の興味つきない話。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

「桜は守りをせな。手入れではあきまへんのや」 桜守りと呼ばれる、京都・仁和寺出入りの植木職・植藤の十六代目が語る、桜と庭と自然の興味つきないはなし。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 草思社 (1998/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 220ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4794208154
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4794208156
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 34個の評価

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佐野 藤右衛門
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カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
34グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
接ぎ木の方法も丁寧に解説されていますが、
主に桜を始めとした樹木に接する際の心構えを勉強しました。
毎日周囲の桜に囲まれていると「飽き」が来るとは思いますが
応援しています。
2020年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者の考え方を読みたかった
2017年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どうしても入手したかった本だけに、手許に届いたときは嬉しかった。しかも、きれいな書籍だったので大感激。大事に大事に読ませてもらっています。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 桜の第一人者。祖父の代から桜の保存のため日本中をまわった。
 世界各地で日本庭園を手がけた功績も評価されている。

●花見のマナー

 桜は下を向いて咲く。中へ入り込んで見て、初めて桜も喜ぶ。
 花見はゴザ、ムシロを使ってほしい。ビニールシートは、根が呼吸できないから。

 桜の花が咲くのは一年間の最後の仕事。花を散らして初めて芽が出て、一年の営みが始まる。

●自然の理

 自然は鳥、昆虫、地面の中の虫、微生物そのほかもろもろが作用して成り立っている。害虫や不要な植物を絶やすと、人のためになる動植物、虫も一緒に絶えてしまう。それらがないと生きられないからである。
 植物は虫や鳥を媒介にして、自分にあったところへ出て行く。そういう状況を人が潰している。

●自然保護の問題

 今あるものを保護するのは正しいとは言えない。木は世代交代しながら生き続けていく。それがわからず、切るな、今の状態を保てというのが保護だと思っているのは、正しくない。木は寿命があってなくなっていくものである。

●速ければいい訳ではない

 自然界は時間がかかるもの。結果を急いで何かをすると、逆に悪くなることがある。
 5年後にはどうなるかを考え、今をどうするか、これからの手入れをどうするかを考えてやる。

●丈夫がいいとは限らない

 木をビニール紐でくくると、腐らないので、木が膨らんだときに、木に食い込んで、しまいに折れる。藁縄、筵は土に戻り肥料となる
 ビニール、ナイロン系の素材は土に戻らないから、具合が悪い。
 ナイロン製のホウキは静電気が出て良くない。今の畳はナイロン系の素材が入っているので、空気の流通が悪い。季節に合わせて調整しない。

●失われた情感+よけいな知恵

 蝋燭や油の明かりは、揺れる。ほのかに揺れるものから、昔の人は情感を受け取っていたことだろう。
 生きていける必要最低限の知恵だけあればいい。よけいな知恵が多すぎるのも、困ったことになる。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
只今30年ものの紅枝垂れ桜3本をめでています。さらに、わが人生に間に合うような大きさの主木を植えたいと思います。
2013年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古の方々の自然に対する畏敬の念や私たちが自然環境によって活かされているように思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自然とどう付き合えばよいか、それを実体験している方の言からよく理解できたこと。我が家の庭も参考にして育てたい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
佐野さんの本はどれも素晴らしい。
着飾った文章でも言葉でもない、本当に心から
発せられたやわらかく確かな口調が伝わって
くるかのような文章です。

命をかけて体験してきた職人の言葉の重みは
ズシリとこちらに問いかけてきます。
サクラだけでなく、いろいろなモノを愛でる
気持ちが生まれてくる名著です。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート