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日本の武器で滅びる中華人民共和国 (講談社+α新書) 新書 – 2017/1/20
兵頭 二十八
(著)
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ベストセラー『こんなに弱い中国人民解放軍』に続く、待望の最新作!! 中国の核ミサイルは、自衛隊のミサイル防衛システムでは打ち落とせない。加えて、ニクソンと毛沢東の密約の結果、日本には米軍の「核の傘」も存在しない……ところが、日本のローテク武器だけで中国を崩壊させるのは簡単なのだ! 中国という国家と人民解放軍の脆弱性を暴く第2弾!!
ベストセラー『こんなに弱い中国人民解放軍』に続く、待望の最新作!!
中国の核ミサイルは、自衛隊のミサイル防衛システムでは打ち落とせない。加えて、ニクソンと毛沢東の密約の結果、日本には米軍の「核の傘」も存在しない……ところが、日本のローテク武器だけで中国を崩壊させるのは簡単なのだ!
中国という国家と人民解放軍の脆弱性を暴く第2弾!!
ベストセラー『こんなに弱い中国人民解放軍』に続く、待望の最新作!!
中国の核ミサイルは、自衛隊のミサイル防衛システムでは打ち落とせない。加えて、ニクソンと毛沢東の密約の結果、日本には米軍の「核の傘」も存在しない……ところが、日本のローテク武器だけで中国を崩壊させるのは簡単なのだ!
中国という国家と人民解放軍の脆弱性を暴く第2弾!!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/1/20
- 寸法11.7 x 1.4 x 17.3 cm
- ISBN-10406272975X
- ISBN-13978-4062729758
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商品の説明
著者について
兵頭 二十八
兵頭 二十八(ひょうどう・にそはち )
1960年、長野県に生まれる。軍学者。1982年、 陸上自衛隊東部方面隊に任期制・二等陸士で入隊。北部方面隊第2師団第2戦車連隊本部管理中隊に配属。1984年、1任期満了除隊。除隊時の階級は陸士長。同年、神奈川大学外国語学部英語英文科に入学。在学中に江藤淳(当時、東京工業大学教授)の知遇を得る。1988年、 同大学卒業後、江藤の勧めで東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻博士前期課程に入学。1990年、同大学院修了、修士(工学)。その後、「戦車マガジン」勤務などを経て軍学者。社会と軍事の関わりを深く探求し、核武装論の提唱や旧日本軍兵器の性能の再検討など、独自の切り口からの軍事評論に定評がある。
著書には、ベストセラーになった『こんない弱い中国人民解放軍』(講談社+α新書)、『有坂銃 日露戦争の本当の勝因』(光文社)、『軍学考』(中公叢書)、『「新しい戦争」を日本はどう生き抜くか』(ちくま新書)、『日本人が知らない軍事学の常識 』(草思社)などがある。
兵頭 二十八(ひょうどう・にそはち )
1960年、長野県に生まれる。軍学者。1982年、 陸上自衛隊東部方面隊に任期制・二等陸士で入隊。北部方面隊第2師団第2戦車連隊本部管理中隊に配属。1984年、1任期満了除隊。除隊時の階級は陸士長。同年、神奈川大学外国語学部英語英文科に入学。在学中に江藤淳(当時、東京工業大学教授)の知遇を得る。1988年、 同大学卒業後、江藤の勧めで東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻博士前期課程に入学。1990年、同大学院修了、修士(工学)。その後、「戦車マガジン」勤務などを経て軍学者。社会と軍事の関わりを深く探求し、核武装論の提唱や旧日本軍兵器の性能の再検討など、独自の切り口からの軍事評論に定評がある。
著書には、ベストセラーになった『こんない弱い中国人民解放軍』(講談社+α新書)、『有坂銃 日露戦争の本当の勝因』(光文社)、『軍学考』(中公叢書)、『「新しい戦争」を日本はどう生き抜くか』(ちくま新書)、『日本人が知らない軍事学の常識 』(草思社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2017/1/20)
- 発売日 : 2017/1/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 406272975X
- ISBN-13 : 978-4062729758
- 寸法 : 11.7 x 1.4 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 634,945位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 766位講談社+α新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
通読すると、知らなかった意外な事が、多く書いてあり、とても参考になった。
2017年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
AI時代を迎える前時代のものとして捉えることができます。
これからは電子戦デジタル戦AI駆使、無人ロボット戦が中心となり
如何に人命を失うことなく、相手を壊滅できる力を誇示するかが
重要となるでしょう。
これからは電子戦デジタル戦AI駆使、無人ロボット戦が中心となり
如何に人命を失うことなく、相手を壊滅できる力を誇示するかが
重要となるでしょう。
2017年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国の保有する武器が多少なりとも旧式であったとしても、かの国の覇権主義的な画策は、日本に対する重大な脅威であり、油断はできないと思う。
2017年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いろいろな兵器が比較されるかと思ったが、沈下式機雷で中国が出られなくなるという単純な思考では、あまり面白くない。
筆者もまだ若いからやむを得ないかもしれないが、兵器研究者ならもう少し思考を働かせてほしかった。
はっきり言って買って損した。
筆者もまだ若いからやむを得ないかもしれないが、兵器研究者ならもう少し思考を働かせてほしかった。
はっきり言って買って損した。
2017年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そういうこともあるのだなと興味を持って読みました。面白かったです。
2017年1月26日に日本でレビュー済み
先ず、本書の著者、兵頭氏が、中国のことを、中共あるいは、シナと呼ぶことを提唱されていますが、
この提案には私も大賛成です!!
現在、中共の水爆ミサイルが、常時東京などの大都市に照準が合わせられているといわれていますし、
また、尖閣諸島侵略という野望も垣間見えます。
これに対抗して、わが国も核武装という考えもありますが、兵頭氏は、もっと安全、安上がりの方法を提案されています。
興味のある人は、本書を購入して読んでもらわないといけませんが、
尖閣諸島ではトリック・ワイアー部隊の配置、
また中共本土に対しては、インドネシア、フィリピン、ベトナムと共同戦線を張り、
沈底式機雷を撒布するというものです。また、ほかの兵器に対しても数々の提案があります。
兵頭氏も書いておられますが、中共、韓国は、儒教国で、私たちの考え方が通用しません。
目下のものが大それたことをしやがって、といつまでも恨み続けられます。
これは南京大虐殺、従軍慰安婦、のことからも推察できると思います。
こんな国との付き合いは、ほどほどにしたいものですが・・・・・!!
また、台湾の中枢は、反日であるという指摘は、肝に銘じておかなくてはいけないと思いました。
この提案には私も大賛成です!!
現在、中共の水爆ミサイルが、常時東京などの大都市に照準が合わせられているといわれていますし、
また、尖閣諸島侵略という野望も垣間見えます。
これに対抗して、わが国も核武装という考えもありますが、兵頭氏は、もっと安全、安上がりの方法を提案されています。
興味のある人は、本書を購入して読んでもらわないといけませんが、
尖閣諸島ではトリック・ワイアー部隊の配置、
また中共本土に対しては、インドネシア、フィリピン、ベトナムと共同戦線を張り、
沈底式機雷を撒布するというものです。また、ほかの兵器に対しても数々の提案があります。
兵頭氏も書いておられますが、中共、韓国は、儒教国で、私たちの考え方が通用しません。
目下のものが大それたことをしやがって、といつまでも恨み続けられます。
これは南京大虐殺、従軍慰安婦、のことからも推察できると思います。
こんな国との付き合いは、ほどほどにしたいものですが・・・・・!!
また、台湾の中枢は、反日であるという指摘は、肝に銘じておかなくてはいけないと思いました。
2017年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すでに悪い評価、良い評価と別れていますが私はこの本には共感、納得できませんでした。一部のネットニュースの記事の様に奇抜で極端な記事を書く事で話題性を提供しているにすぎません。読み物としては暇つぶしにはなりますし星3つです。中国と闘える内容ではありませんが読みやすい本です。
2017年1月23日に日本でレビュー済み
まず最初に本書の予想以上の売れ行きにあたり、お慶び申し上げます。
さいきん擬人化された往時の様々な軍艦や、海軍っぽい学校に所属する少年少女たちが軍艦に乗って洋上で戦うというコンテンツが流行っています。おおまかなストーリーとしては謎の敵の攻撃により世界各国の海上航路が寸断され、国家間の通商が困難になり経済が疲弊し、追い詰められた人類は起死回生のためかつての戦争で死闘を繰り広げた往年の軍艦たちを大幅に高性能化させて現代の洋上に蘇らせ、謎の敵との戦いに臨むというものです。
なぜこういったジャンルが人気になったのか?近年来のミリタリー趣味の隆盛だけでは説明しきれない『何か新鮮な要素』があるのではないかと思います。かわいらしいキャラクターたちに目を奪われながらも、これらのファンはその『何か』に注目しています。それは『陸海空の華々しい戦闘はあくまで一局面であり、大事なのは兵站補給である。真に恐るべきは航路を敵に寸断され、通商破壊によって我の経済も戦争資源も枯渇させられること。逆もまた然り。航路と補給を制する者が戦いの帰趨を決するのであるから、今後我が国の有事の際もこのことを忘れてはならじ。』です。RPGでも何でも戦闘の前後、戦闘中の武器弾薬の補給や体力の回復等、補給力や継戦能力、機動の確保は重要でありますから、これらを強く意識したゲームデザインはよりシビアでリアリティーを感じさせるものになっていますよね。じっさい日本は島国なので、C国による島嶼侵攻や通商破壊に対抗できなければ食料と資源の輸入および貿易輸出に深刻なダメージをこうむり、C国の苛斂誅求に従わなければ命の保証はないとも考えられます。しかしながら『航路の安危が国家の浮沈にかかわる』ことに関して、実はC国も同じどころか日本以上に深刻な問題として抱え込んでいるのです。
本書は有事の際にC国の周辺に『それ』を仕掛けることが彼らの軍事力およびその原資となる経済とエネルギーを封じ込める有効な戦略であるということをきわめて平易に、素人にも深く分かりやすく解説してくれます。専門用語に疎い人でもそのつど兵頭氏が説明をいれていますので、アジア地域の安全保障やC国の軍備増強に不安を感じる方はぜひ一読をおススメします。真に有効な戦略兵器は核ミサイルでも空母でもない『それ』なのは何十年も前から分かっていたのに『オトナの事情』でA国では極秘とされてきました。各国もそれに倣いました。しかし本書や兵頭氏の一連の著作により日本と東南アジア諸国は安全・安価・有利な『それ』を使うことが将来の有事にはきわめて有効であると気づかされたのです。人口・版図・軍備等に優れる相手と同じ土俵で勝負する必要は全くありません。戦争はスポーツではありませんので、正々堂々正面から戦うのではなく、こちらの得意な土俵に不利な相手を引きずり込んで叩き潰すことが肝要です。大きすぎる相手の体格と体重を逆用して水と食糧と戦争資源を絶ってやればよいのです。これからはそれができます。要するに豊臣秀吉の備中高松城の水攻めや小田原攻めを大東亜全体レベルで行うにはどうすればよいかということです。思い起こせばはるか古代の項羽と劉邦の戦い(楚漢戦争)でも、補給路の確保、敵補給線の妨害が戦いの帰趨を決しました。ドイツのUボートやアメリカの潜水艦による群狼戦術の自動化、ロボット化も有効です。どうもC国は派手な宣伝や威嚇、見栄っ張り軍備や洋上人工島がお気に入りのようで、文字どおり水面下の脅威にはあまり関心がないのかボンヤリしているように見えます。C国では間諜や謀略、蜜罠等、水面下の暗闘はお家芸でしょうに・・・。やはり海で戦ったことがない、泳げない人たちには知識はあっても経験や実感が伴わないのか、あるいは大声で叫び暴れる華々しい派手なイベントやキャンペーンを好み、地味で危険かつ退屈な仕事は彼らの性には合わぬのでしょう。いずれにせよC国の民族的・地政学的特性、歴史、心理傾向を分析すれば対抗はできます。いくらでもできます。
このように本書では今後C国の暴虐に対抗する戦略のヒントやアイデアに満ちており、兵頭氏の過去の著作をおさらいしながら新たな知見も練りこまれておりますので、初めての方にはお得な内容です。また、C国で出世レースから外れ、都から遠く離れた辺境で無聊をかこつ鎮守府将軍や節度使の皆さんにもたいへん喜ばしい情報が載ってますので、部下を東京に遣わして本書を購入なさって一読いかがですか?国内外の有事に付け込んで辺境で旗揚げ、腐敗した現王朝を放伐、易姓革命を成功させ次期王朝の皇帝に即位する方法も載ってますよ!辺境将軍のあなただって殷の湯王や周の文王・武王・太公望になれるのです!まさかの漢の高祖も光武帝も夢じゃない。曹操ぐらい明日にでもすぐなれます。下手をすれば春秋戦国か五胡十六国です!なお現皇帝陛下はくれぐれもラストエンペラーにならぬよう頑張ってください。私は自分が生きているこの時代にC国に易姓革命が起こるのを、世紀の瞬間を見たいのです!
・・・というのは冗談ですがw
C国の儒教的価値観はいつまでたっても人々を古代の精神状態にとどめ、王朝の興廃を繰り返すだけの反近代的永久運動であり、そこに民族と国家の本質的な成長はありません。いつも人や国を面子と上下関係のみではかり、下位者をあなどり上位者に嫉妬し、武威をもって周辺国の生殺与奪をほしいままにせんとする残忍で野蛮な、遅れた概念を正義としているのです。儒教的価値観と社会主義は共通項が多いのです。このような連中とこころざしを同じゅうしてはなりません。国が国なら個人も同様です。あなたのそばにも年齢や分不相応な地位、肩書きや過去の功績ばかり振りかざして威張りちらす人はいませんか?こういう点がアジア人の駄目な部分です。A国もR国もK国もC国もNK国も各々ゆがんだモノサシでしか他国を測れないのですが、特にC国とK・NK国のモノサシは最もゆがんでいます。目下日本だけがこの点に気づき、用心し、対策を練ることができるのですから、日本はアジアの良心・守護者として陰に日なたに行動すべきなのです。彼らの専横でアジアの未来を暗くしてはいけません。このように、今までどんな学者や政治家も語ってこなかった内容の本を気軽に読んで勉強できる時代になったことは幸せです。みなさん新しい『とき』を生きましょう。
冴えわたる兵頭先生の筆は2017年に至りなお盛んというところで、先生のご活躍とご安全をこの世界の片隅からお祈り申し上げます。
さいきん擬人化された往時の様々な軍艦や、海軍っぽい学校に所属する少年少女たちが軍艦に乗って洋上で戦うというコンテンツが流行っています。おおまかなストーリーとしては謎の敵の攻撃により世界各国の海上航路が寸断され、国家間の通商が困難になり経済が疲弊し、追い詰められた人類は起死回生のためかつての戦争で死闘を繰り広げた往年の軍艦たちを大幅に高性能化させて現代の洋上に蘇らせ、謎の敵との戦いに臨むというものです。
なぜこういったジャンルが人気になったのか?近年来のミリタリー趣味の隆盛だけでは説明しきれない『何か新鮮な要素』があるのではないかと思います。かわいらしいキャラクターたちに目を奪われながらも、これらのファンはその『何か』に注目しています。それは『陸海空の華々しい戦闘はあくまで一局面であり、大事なのは兵站補給である。真に恐るべきは航路を敵に寸断され、通商破壊によって我の経済も戦争資源も枯渇させられること。逆もまた然り。航路と補給を制する者が戦いの帰趨を決するのであるから、今後我が国の有事の際もこのことを忘れてはならじ。』です。RPGでも何でも戦闘の前後、戦闘中の武器弾薬の補給や体力の回復等、補給力や継戦能力、機動の確保は重要でありますから、これらを強く意識したゲームデザインはよりシビアでリアリティーを感じさせるものになっていますよね。じっさい日本は島国なので、C国による島嶼侵攻や通商破壊に対抗できなければ食料と資源の輸入および貿易輸出に深刻なダメージをこうむり、C国の苛斂誅求に従わなければ命の保証はないとも考えられます。しかしながら『航路の安危が国家の浮沈にかかわる』ことに関して、実はC国も同じどころか日本以上に深刻な問題として抱え込んでいるのです。
本書は有事の際にC国の周辺に『それ』を仕掛けることが彼らの軍事力およびその原資となる経済とエネルギーを封じ込める有効な戦略であるということをきわめて平易に、素人にも深く分かりやすく解説してくれます。専門用語に疎い人でもそのつど兵頭氏が説明をいれていますので、アジア地域の安全保障やC国の軍備増強に不安を感じる方はぜひ一読をおススメします。真に有効な戦略兵器は核ミサイルでも空母でもない『それ』なのは何十年も前から分かっていたのに『オトナの事情』でA国では極秘とされてきました。各国もそれに倣いました。しかし本書や兵頭氏の一連の著作により日本と東南アジア諸国は安全・安価・有利な『それ』を使うことが将来の有事にはきわめて有効であると気づかされたのです。人口・版図・軍備等に優れる相手と同じ土俵で勝負する必要は全くありません。戦争はスポーツではありませんので、正々堂々正面から戦うのではなく、こちらの得意な土俵に不利な相手を引きずり込んで叩き潰すことが肝要です。大きすぎる相手の体格と体重を逆用して水と食糧と戦争資源を絶ってやればよいのです。これからはそれができます。要するに豊臣秀吉の備中高松城の水攻めや小田原攻めを大東亜全体レベルで行うにはどうすればよいかということです。思い起こせばはるか古代の項羽と劉邦の戦い(楚漢戦争)でも、補給路の確保、敵補給線の妨害が戦いの帰趨を決しました。ドイツのUボートやアメリカの潜水艦による群狼戦術の自動化、ロボット化も有効です。どうもC国は派手な宣伝や威嚇、見栄っ張り軍備や洋上人工島がお気に入りのようで、文字どおり水面下の脅威にはあまり関心がないのかボンヤリしているように見えます。C国では間諜や謀略、蜜罠等、水面下の暗闘はお家芸でしょうに・・・。やはり海で戦ったことがない、泳げない人たちには知識はあっても経験や実感が伴わないのか、あるいは大声で叫び暴れる華々しい派手なイベントやキャンペーンを好み、地味で危険かつ退屈な仕事は彼らの性には合わぬのでしょう。いずれにせよC国の民族的・地政学的特性、歴史、心理傾向を分析すれば対抗はできます。いくらでもできます。
このように本書では今後C国の暴虐に対抗する戦略のヒントやアイデアに満ちており、兵頭氏の過去の著作をおさらいしながら新たな知見も練りこまれておりますので、初めての方にはお得な内容です。また、C国で出世レースから外れ、都から遠く離れた辺境で無聊をかこつ鎮守府将軍や節度使の皆さんにもたいへん喜ばしい情報が載ってますので、部下を東京に遣わして本書を購入なさって一読いかがですか?国内外の有事に付け込んで辺境で旗揚げ、腐敗した現王朝を放伐、易姓革命を成功させ次期王朝の皇帝に即位する方法も載ってますよ!辺境将軍のあなただって殷の湯王や周の文王・武王・太公望になれるのです!まさかの漢の高祖も光武帝も夢じゃない。曹操ぐらい明日にでもすぐなれます。下手をすれば春秋戦国か五胡十六国です!なお現皇帝陛下はくれぐれもラストエンペラーにならぬよう頑張ってください。私は自分が生きているこの時代にC国に易姓革命が起こるのを、世紀の瞬間を見たいのです!
・・・というのは冗談ですがw
C国の儒教的価値観はいつまでたっても人々を古代の精神状態にとどめ、王朝の興廃を繰り返すだけの反近代的永久運動であり、そこに民族と国家の本質的な成長はありません。いつも人や国を面子と上下関係のみではかり、下位者をあなどり上位者に嫉妬し、武威をもって周辺国の生殺与奪をほしいままにせんとする残忍で野蛮な、遅れた概念を正義としているのです。儒教的価値観と社会主義は共通項が多いのです。このような連中とこころざしを同じゅうしてはなりません。国が国なら個人も同様です。あなたのそばにも年齢や分不相応な地位、肩書きや過去の功績ばかり振りかざして威張りちらす人はいませんか?こういう点がアジア人の駄目な部分です。A国もR国もK国もC国もNK国も各々ゆがんだモノサシでしか他国を測れないのですが、特にC国とK・NK国のモノサシは最もゆがんでいます。目下日本だけがこの点に気づき、用心し、対策を練ることができるのですから、日本はアジアの良心・守護者として陰に日なたに行動すべきなのです。彼らの専横でアジアの未来を暗くしてはいけません。このように、今までどんな学者や政治家も語ってこなかった内容の本を気軽に読んで勉強できる時代になったことは幸せです。みなさん新しい『とき』を生きましょう。
冴えわたる兵頭先生の筆は2017年に至りなお盛んというところで、先生のご活躍とご安全をこの世界の片隅からお祈り申し上げます。