正直、著者の来歴の話から始まったので、
読むのを止めようかなと思ってしまいました。
しかし読了して正解。
深い洞察に満ちた良書です。
表紙にファシリテーターという単語があるので、
その方面から辿り着いた方もいるかもです。
でも、ファシリのお手軽な技法についての本とは全然違います。
エモーショナルかつ、理論的な内容になっています。
ワールドワイドに困難で手ごわい問題に取り組む著者の実体験が深すぎます。
読みながら、何度も沈思黙考し、反芻しました。
何かポジティブかつ興味深い方向に場の雰囲気が変わる瞬間には、
レベルの違いはあれど、共感できました。
オープンに話し、オープンに聴くことの、かけがえのなさが伝わって来ました。
理論的かつ具体的で、感動的な書物です。
ファシリテーターとしての現在に行き詰まりを感じている方に、特にオススメです。
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手ごわい問題は、対話で解決する ハードカバー – 2008/10/3
ダブルポイント 詳細
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本書は、どんなに複雑で解決が困難だと思われる問題でも、心を開いた対話によって、解決への道筋を見つけることができることを伝えています。 アダム・カヘン氏は、世界的ベストセラー「シンクロニシティー」の著者である、ジョセフ・ジャウォースキー氏と共に、ジェネロンコンサルティングを創立しました。そして、対話を用いたファシリテーションによって、南アフリカのアパルトヘイト問題や、コロンビアの内戦、アルゼンチンやグアテマラの再建など、数々の世界的な社会問題や国際紛争を解決へと導きました。 本書では、彼が対話の本質を見出していった過程を、豊富な成功例や失敗例を通じて紹介しています。 <出版社からのコメント> 世界的ベストセラーである本書は、「学習する組織」の第一人者であるピーター・センゲ氏により推薦され、元南アフリカ大統領ネルソン・マンデラ氏からも絶賛されています。 カヘン氏が見出した対話の本質は、国際紛争のみならず、組織の抱える問題、さらには、家庭内の問題にも通ずる普遍的なものです。 また、本書は韓国においては、サムスン経済研究所が選ぶ「経営者への夏休みの推薦図書20選」に選ばれており、世界各国でベストセラーとなっております。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社ヒューマンバリュー
- 発売日2008/10/3
- ISBN-104990329848
- ISBN-13978-4990329846
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商品の説明
著者について
ジェネロン・コンサルティング社(Generon Consulting)、及びグローバル・リーダーシップ・イニシアチブ(Global Leadership Initiative)の共同設立者。 マギル大学物理学において、(最優秀名誉)理学士号を取得、カリフォルニア大学エネルギー・資源経営学において修士号を取得。 卒業後、パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック社、経済協力開発機構(パリ)、応用システム分析国際研究所(ウィーン)、日本エネルギー経済研究所、トロント大学、ブリティッシュ・コロンビア大学、カリフォルニア大学、ウェスタン・ケープ大学で戦略策定や調査研究に携わる。 1990年代初め、ロンドンのロイヤル・ダッチ/シェル社の社会、政治、経済、技術に関するシナリオチームの代表を務め、南アフリカにおける、モン・フルー・シナリオ・プロジェクトに携わる。それをきっかけに、1993年、上記ジェネロン・コンサルティング社を設立。世界中で、複数のステークホルダーによる対話やアクションを生み出すプロセスを多数導いている。
登録情報
- 出版社 : ヒューマンバリュー; 初版 (2008/10/3)
- 発売日 : 2008/10/3
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 240ページ
- ISBN-10 : 4990329848
- ISBN-13 : 978-4990329846
- Amazon 売れ筋ランキング: - 478,005位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 44,491位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年1月4日に日本でレビュー済み
自社の問題を解決したほうがいいけど、おかしな語りになってしまい、問題解決型の対話にならない懸念がある。
2016年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者のアダム・カヘンさんは、地球規模で、世界各地における、人種問題(南アフリカのアパルトヘイト)・民族紛争(マヤ民族紛争)・南米における、宗教と思想紛争・まだまだ、連続している、紛争と戦争地域において、長期間にわたり、集会・カンファレンスを実施して、
宗教・言語・文化・多様な価値観などを超えて、人間が保持している。基本的な人権主義( 人は誰も紛争と闘争によって、傷つけあうことを望んでない。)政府や軍隊や政治家などのリーダーたちが、紛争によって、どのくらいの人々が犠牲になっているのか、その現地の犠牲を共通理解
することによって、紛争を解決してきました。 日本も東アジアの平和と安定を獲得するのは、日本海の海の隔たりを忘れて、隣国との対話の努力を重ねるときでしょう。今の政治判断のように、自国の利害を最優先した場合には、恒久な平和は困難でしょう。 今はこの時にきていることを感じさせてくれました。
宗教・言語・文化・多様な価値観などを超えて、人間が保持している。基本的な人権主義( 人は誰も紛争と闘争によって、傷つけあうことを望んでない。)政府や軍隊や政治家などのリーダーたちが、紛争によって、どのくらいの人々が犠牲になっているのか、その現地の犠牲を共通理解
することによって、紛争を解決してきました。 日本も東アジアの平和と安定を獲得するのは、日本海の海の隔たりを忘れて、隣国との対話の努力を重ねるときでしょう。今の政治判断のように、自国の利害を最優先した場合には、恒久な平和は困難でしょう。 今はこの時にきていることを感じさせてくれました。
2010年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
手ごわい問題が対話で解決できるなんて思えなかった。
初めてお会いした、著者アダム・カヘン氏は「この世に神様がいたら、こんな人かもしれない」と思わせてくれた。
様々な異なる立場の人が、真に新たな現実の想像に向かうとき、対話を通して、不可能だと考えられていた変化が現れる。
今まで知らなかった対話の力を知ることのできる一冊でした。
初めてお会いした、著者アダム・カヘン氏は「この世に神様がいたら、こんな人かもしれない」と思わせてくれた。
様々な異なる立場の人が、真に新たな現実の想像に向かうとき、対話を通して、不可能だと考えられていた変化が現れる。
今まで知らなかった対話の力を知ることのできる一冊でした。
2008年11月7日に日本でレビュー済み
この本は、単なる問題解決手法について紹介するようなノウハウ、テクニック本ではなく、環境問題、エネルギー問題、食糧問題、紛争問題といった解決不可能に見える21世紀型の難題に人類がいかに向き合い、取り組むべきかを示唆し、一人の人間としての自分のあり方についての深い考察と探究を促してくれる本です。
アパルトヘイト後のアフリカや虐殺と集団殺戮が繰り広げられたグアテマラが抱えていた「解決不可能にしか思えない問題」にファシリテーターとして向き合った著者の赤裸々な体験が綴られています。
絶望的な状況の中で、人々がお互いに「オープンに聴き、オープンに話す」ことを通じて、変革を実現していく数々のストーリーが人の可能性の大きさを感じさせてくれました。
中学や高校の教科書などで引用をして欲しいと思うくらい、21世紀を生きる私たちにとても重要なメッセージが込められていると思います。
アパルトヘイト後のアフリカや虐殺と集団殺戮が繰り広げられたグアテマラが抱えていた「解決不可能にしか思えない問題」にファシリテーターとして向き合った著者の赤裸々な体験が綴られています。
絶望的な状況の中で、人々がお互いに「オープンに聴き、オープンに話す」ことを通じて、変革を実現していく数々のストーリーが人の可能性の大きさを感じさせてくれました。
中学や高校の教科書などで引用をして欲しいと思うくらい、21世紀を生きる私たちにとても重要なメッセージが込められていると思います。
2009年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書「南アフリカのアパルトヘイトを解決に導いたファシリテーターの物語」を読んで、内容を一文でいうと「政治経済社会の複雑な問題の解決には、対話と言うアプローチが非常に有効な手段の一つである」。
また、3つにまとめると?
1.複雑な問題の解決は、従来型の原因究明して、唯一つの正解を求めるという解決方式では実現しない。
2.複雑な問題への有力なアプローチは「対話」である。
3.その対話は、「率直に話すこと」と「オープンで、内省的かつ共感的な聴きかた」で成り立つ。
この本で新しく学んだ3つのコトは
1.問題の複雑性には3つある。
(A)「物理的複雑性」、原因と結果が時間的にも空間的にも遠くはなれている場合の問題。
(B)「生成的複雑性」、過去の経験で解決できないように変化が激しく未来が予測不可能で、未知なる状況の問題。
(C)「社会的複雑性」、問題に関る人たちが価値観や認識、見解が大きく異なる場合の問題。
2.複雑な問題を解決に導くプロセスにも大きな3つの要素がある。
(A)システム的なアプローチであること
(B)創発的なプロセスであること
(C)参加型のプロセスであること
3.上記2.のロセスをを実現する対話は、オープンな方法によって実現される(10の提言にまとめられている。詳しくは、本書をお読み下さい。)。
最後に、正直言って、具体的なスキルやノウハウとしてはほとんど役に立つ内容はなかった。しいて言えば学んだことの3つめの「オープンな方法」。これは心構えとしては非常に有効だと感じた。
それでも、以上をお読みになって関心を持った方には一読をお薦めしたい。
また、3つにまとめると?
1.複雑な問題の解決は、従来型の原因究明して、唯一つの正解を求めるという解決方式では実現しない。
2.複雑な問題への有力なアプローチは「対話」である。
3.その対話は、「率直に話すこと」と「オープンで、内省的かつ共感的な聴きかた」で成り立つ。
この本で新しく学んだ3つのコトは
1.問題の複雑性には3つある。
(A)「物理的複雑性」、原因と結果が時間的にも空間的にも遠くはなれている場合の問題。
(B)「生成的複雑性」、過去の経験で解決できないように変化が激しく未来が予測不可能で、未知なる状況の問題。
(C)「社会的複雑性」、問題に関る人たちが価値観や認識、見解が大きく異なる場合の問題。
2.複雑な問題を解決に導くプロセスにも大きな3つの要素がある。
(A)システム的なアプローチであること
(B)創発的なプロセスであること
(C)参加型のプロセスであること
3.上記2.のロセスをを実現する対話は、オープンな方法によって実現される(10の提言にまとめられている。詳しくは、本書をお読み下さい。)。
最後に、正直言って、具体的なスキルやノウハウとしてはほとんど役に立つ内容はなかった。しいて言えば学んだことの3つめの「オープンな方法」。これは心構えとしては非常に有効だと感じた。
それでも、以上をお読みになって関心を持った方には一読をお薦めしたい。