芸術の世界は、力量だけでなく、師匠、時代の変化、もちろん運も
大きなポイントだと思う。その中に身を置いた女性の生き様に、
心を打たれた。しっかりと生きなきゃと感じた。

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序の舞 下 単行本 – 1982/11/1
宮尾 登美子
(著)
第17回(1983年) 吉川英治文学賞受賞
- 本の長さ321ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日1982/11/1
- ISBN-104022550430
- ISBN-13978-4022550439
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (1982/11/1)
- 発売日 : 1982/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 321ページ
- ISBN-10 : 4022550430
- ISBN-13 : 978-4022550439
- Amazon 売れ筋ランキング: - 773,788位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 126,894位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1926(大正15)年、高知市生れ。
17歳で結婚、夫と共に満州へ渡り、敗戦。九死に一生の辛苦を経て1946(昭和21)年帰郷。県社会福祉協議会に勤めながら執筆した1962年の「連」で女流新人賞。
上京後、九年余を費し1972年に上梓した「櫂」が太宰治賞、1978年の『一絃の琴』により直木賞受賞。2009(平成21)年文化功労者となる。他の作品に『序の舞』(吉川英治文学賞)『春燈』『朱夏』『寒椿』『宮尾本平家物語』『錦』など。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年4月23日に日本でレビュー済み
現代において、一人の画家の作品だけで大規模展覧会を開いても集客できる日本画家は、横山大観と上村松園くらいではないでしょうか。
別格の名声を得、その作品はどこまでも静謐で上品で、さぞや満ち足りて幸せな人生だったのでは、との想像を裏切る、壮絶なまでに七転八倒の松園の後半生が下巻では綴られています。女の幸せを希求するも破れ、その後他の試練も重なり絵筆を暫く握れなくなるまでの40代半ばまでの津也の過酷な人生には胸打たれるものがありました。当時の女性を取り巻く社会的な厳しさも、現代社会に生きる我々には想像を絶するものがあるようです。
「序の舞」は、特に松園ファンには必読の一冊です。
そして益々松園ファンにさせる一冊です。
別格の名声を得、その作品はどこまでも静謐で上品で、さぞや満ち足りて幸せな人生だったのでは、との想像を裏切る、壮絶なまでに七転八倒の松園の後半生が下巻では綴られています。女の幸せを希求するも破れ、その後他の試練も重なり絵筆を暫く握れなくなるまでの40代半ばまでの津也の過酷な人生には胸打たれるものがありました。当時の女性を取り巻く社会的な厳しさも、現代社会に生きる我々には想像を絶するものがあるようです。
「序の舞」は、特に松園ファンには必読の一冊です。
そして益々松園ファンにさせる一冊です。