リーダー論という言葉を聞くと、見るからに仕事がバリバリ出来る大手企業のサラリーマンから学ぶという印象が強かったのですが、この本では国民的アイドル軍団「嵐」の天然リーダー大野君を手本にした一風変わったリーダー論が説明されています。
決してカリスマ的リーダーとは言えない大野君の今までにないリーダー論を実際の出来事を例にして一つの項目を1ページと分かりやすく解説されていて隙間時間にも読みやすく、こんなおもしろエピソードがあったのかと楽しむことができます。
大野君はじゃんけんに負けたことで強制的にリーダーになったという話しは有名です。この本を読むと、大野君が元からリーダーとしてのカリスマ性や素質を持ち合わせていたわけではなく、自分が直面した問題に不器用ながらも誠実に向き合いコツコツと努力を積み重ねてきたことが分かります。
大野君のリーダー論の中の「外部の人間を歓迎する」や「失敗を認める」ということはリーダーとしてだけではなく人としても大切なものです。この本はリーダーにだけではなく、色々な人におすすめできる本です。
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