書籍の説明文にあるように、実際にディープラーニングを必要な環境を作りつつ動かしていくための書籍です。
入門用だったり、理論の把握用と考えると、評価が下がると思います。
本書の用途としては、
・実際に（GPUなどを使った）ディープラーニングを動かすための環境作り
・ライブラリを実際に使った実装の流れを把握する
といったところがメインに感じます。
理論などの説明もある程度ありますが、それは他の書籍の方が丁寧で分かりやすかったと思います。
そちらは期待せず、他の書籍の復習程度の認識がいいと思います。
この書籍に入る前に、
・ある程度数学はこなしておく
・Pythonなども身につけておく（numPyなども）
・Linux関係も入門程度はこなしておく
・ディープラーニングの理論は他の書籍で学んでおく
としておくと、本書の内容が生きてくると思います。
理論を学ぶには、「ゼロから作る」の書籍の方が遥かに理解できます。
ただしあちらでは実務で・・というものではないので、本書とは用途が異なると思います。
個人的には、想定していた用途と合致していたので☆5です。
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