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噺家の魂が震えた名人芸落語案内 (竹書房新書) 新書 – 2017/7/13
三遊亭 遊雀
(著),
瀧川 鯉昇
(著),
金原亭 馬生
(著),
笑福亭 鶴光
(著),
桂 雀々
(著),
桂 文治
(著),
三遊亭 王楽
(著),
春風亭 正朝
(著),
五街道 雲助
(著),
古今亭 文菊
(著),
三遊亭 兼好
(著),
柳家 小さん
(著),
三遊亭 歌之介
(著),
春風亭 柳好
(著),
立川 談笑
(著),
笑福亭 恭瓶
(著),
三遊亭 萬橘
(著),
桂 竹丸
(著),
三遊亭 竜楽
(著),
桂 米助
(著),
三遊亭 好楽
(著),
柳家 花緑
(著),
林家 たい平
(著),
桂 宮治
(著),
春風亭 一之輔
(著),
立川 志の春
(著),
林家 木久扇
(著),
立川 志の輔
(著),
立川 生志
(著),
三遊亭 円楽
(著)
&
27
その他
落語家が選び抜いた演目を、落語家が解説する――ありそうでなかった画期的落語案内書!
この一冊で、落語家の本音と憧れがわかります―――六代目三遊亭円楽(解説)
テレビ・ラジオを通じて日本人は馴染み深いと感じている古典芸能『落語』。だけど、知っているつもりで興味があっても、何から聴いていいのか分からない人が多いのではありませんか? そんな人のために、博多・神落語まつりのプロデュースを通じて東西全流派の噺家と交流を深めている六代目三遊亭円楽が、落語家仲間にアンケートを取って、「生きている間に絶対に聴きたい名作落語」の52席を厳選しました。八代目林家(彦六)正蔵から直接噺を教わった林家木久扇師匠から、二〇〇七年にネット動画で生まれて初めて落語を観た二つ目さんまで、老若30人の噺家のアンケートを堪能出来ます。ありそうでなかった演者が選んだ落語案内書。
参考文章
第5位…『火焔太鼓』
戦後一番の爆笑王・古今亭志ん生の十八番には、誰も敵わない
これは落語家ならば、誰もが一度は通る道の噺です。いつの時代でも、どの音源でも、長いものでも短いものでも、この噺は絶対に面白い。
歌丸師匠とも、「疲れているときは、志ん生がイイね」って話をするンだ。もう、自分にも落語にも疲れているときは、志ん生師匠がイイの。それからね、自分の手術の治り具合を試すのには、圓生師匠を聴いたり他の師匠を聴いたりして、段々志ん生に近づいて行く。いきなり志ん生を聴くと笑っちゃうから、手術で切ったところが痛くてしょうがない。
(本文より抜粋)
この一冊で、落語家の本音と憧れがわかります―――六代目三遊亭円楽(解説)
テレビ・ラジオを通じて日本人は馴染み深いと感じている古典芸能『落語』。だけど、知っているつもりで興味があっても、何から聴いていいのか分からない人が多いのではありませんか? そんな人のために、博多・神落語まつりのプロデュースを通じて東西全流派の噺家と交流を深めている六代目三遊亭円楽が、落語家仲間にアンケートを取って、「生きている間に絶対に聴きたい名作落語」の52席を厳選しました。八代目林家(彦六)正蔵から直接噺を教わった林家木久扇師匠から、二〇〇七年にネット動画で生まれて初めて落語を観た二つ目さんまで、老若30人の噺家のアンケートを堪能出来ます。ありそうでなかった演者が選んだ落語案内書。
参考文章
第5位…『火焔太鼓』
戦後一番の爆笑王・古今亭志ん生の十八番には、誰も敵わない
これは落語家ならば、誰もが一度は通る道の噺です。いつの時代でも、どの音源でも、長いものでも短いものでも、この噺は絶対に面白い。
歌丸師匠とも、「疲れているときは、志ん生がイイね」って話をするンだ。もう、自分にも落語にも疲れているときは、志ん生師匠がイイの。それからね、自分の手術の治り具合を試すのには、圓生師匠を聴いたり他の師匠を聴いたりして、段々志ん生に近づいて行く。いきなり志ん生を聴くと笑っちゃうから、手術で切ったところが痛くてしょうがない。
(本文より抜粋)
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社竹書房
- 発売日2017/7/13
- 寸法10.8 x 1.6 x 17.3 cm
- ISBN-104801911447
- ISBN-13978-4801911444
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登録情報
- 出版社 : 竹書房 (2017/7/13)
- 発売日 : 2017/7/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 304ページ
- ISBN-10 : 4801911447
- ISBN-13 : 978-4801911444
- 寸法 : 10.8 x 1.6 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 207,599位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 215位落語・寄席・演芸 (本)
- - 16,132位新書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この噺ならこの人のもの!というのが分かりやすい。その噺の正統が知れる本。
2020年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現役の噺家さん達が選んだ自分が好きな落語。伝説の名人の名が連なりますが、鬼籍に入った師匠方も多く音源が見つかればぜひ聞いてみたいと思わせてくれます。(できれば生で聞きたかった)噺家さんたちの落語という芸に対する情熱とか、名人達への尊敬とか伝わってくる気がします。これから落語を聞くにあたり興味がもっと増しました。
ただし、気に入らないことがひとつ。円楽さんの解説は「この大師匠は自分を可愛がってた」とか「自分の工夫の方がいい」とか自慢が鼻につく。多少イライラしながら読み進みましたが、落語とは座布団一枚の上に豊かで広い世界が広がっているな~と感じ入ります。今も昔も人生を芸に捧げる噺家さん達の見えない努力や情熱が、見る人の心を動かし笑わせ浮世の憂さから解き放ってくれます。
以前、にぎわい座のお席亭が「豊かな落語の世界」と表現されていましたが、実感です。
ただし、気に入らないことがひとつ。円楽さんの解説は「この大師匠は自分を可愛がってた」とか「自分の工夫の方がいい」とか自慢が鼻につく。多少イライラしながら読み進みましたが、落語とは座布団一枚の上に豊かで広い世界が広がっているな~と感じ入ります。今も昔も人生を芸に捧げる噺家さん達の見えない努力や情熱が、見る人の心を動かし笑わせ浮世の憂さから解き放ってくれます。
以前、にぎわい座のお席亭が「豊かな落語の世界」と表現されていましたが、実感です。
2019年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素人のわたしにも
楽しみかたの光明を示してくれる一冊です
自分好みの名作をさがせます
楽しみかたの光明を示してくれる一冊です
自分好みの名作をさがせます
2017年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
“伝統芸能であり、口伝で伝承される落語の世界は、上下関係や横とのつながりの中で繊細な気配りが必要なため「アンケートに答えにくい」と、貴重なご意見も多くの落語家さんからいただきました”
という文章こそ、なるほど落語界を正直に反映しているなあ、と興味深く読みました。
黒い円楽さんの解説は……まあ、読みましたけど。個人的に興味のない噺家さんなんでねえ。それはそれ、これはこれと切り離して読むべきなんでしょうがねえ……。
追記
前書きの文章に鑑みると、アンケートに回答している落語家さんも、諸般に配慮して差し障りのない演目を上げている可能性もありますね。
疑い出したらきりがないけどさ。
という文章こそ、なるほど落語界を正直に反映しているなあ、と興味深く読みました。
黒い円楽さんの解説は……まあ、読みましたけど。個人的に興味のない噺家さんなんでねえ。それはそれ、これはこれと切り離して読むべきなんでしょうがねえ……。
追記
前書きの文章に鑑みると、アンケートに回答している落語家さんも、諸般に配慮して差し障りのない演目を上げている可能性もありますね。
疑い出したらきりがないけどさ。
2017年7月14日に日本でレビュー済み
円楽さんの人柄が、ランキングの解説に滲み出ています。笑点では、腹黒いキャラだけど、「ストレートなハッピーエンド」が円楽さんの落語哲学だったとは!だから、死体が出てきたり、怪談だったり、陰惨な印象がある古典落語は、手がけないのかと納得しました。円楽さんは落語論的なものは出版されていないので、円楽さんの落語会に行く人は一読する価値がありますよ。
2017年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
落語のネタ解説本になるのだろうが、数多くのその種の本で一番良かった。
落語通を自認してる素人の半可通は必読でしょう。解説されてるネタは全部知っていたが、プロの視点と秘話は楽しめた。
正直、私も含めある程度以上の落語ファンは笑点メンバーをバカにする傾向があるが、六代目円楽師匠の芸論と落語愛に敬服します。
落語通を自認してる素人の半可通は必読でしょう。解説されてるネタは全部知っていたが、プロの視点と秘話は楽しめた。
正直、私も含めある程度以上の落語ファンは笑点メンバーをバカにする傾向があるが、六代目円楽師匠の芸論と落語愛に敬服します。
2017年7月17日に日本でレビュー済み
立川流のファンからすると、談志師匠の十八番の扱いが小さい気がする。他の流派では、そんなに絶対的な評価をされていなかったのがよく分かる。むしろ、家元がなくなってから残された弟子の落語に閉塞感を感じている人には、落語の世界が広がると思う。私にとってこの新書は、六代目の円楽師匠の解説を通じて、大師匠の三遊亭圓生の凄さを再評価する機会になった。
2017年7月14日に日本でレビュー済み
プレイヤーが選んだ名演ガイドとして、落語の本としては、はじめての試みなのでしょうね。アンケート回答者の面子でランキングが変わると思うので、この本のこのメンバーならではのランキングだと思います。アンケート回答者や時代によって変動すると思うので、次作があるならば、今回と違うアンケート回答者のランキングも見てみたい。個人的には、上方落語に注目しているので、笑福亭松鶴師匠を取り上げているのが嬉しかった。六代目三遊亭圓楽さんが上方の落語家と交流を持っていて、ここまで上方落語を解説できるとは思っていませんでした。古今東西の落語を広く取り上げていますから、解説部分はマニアにはちょっと食い足りないかも知れませんが、三十人の噺家のアンケートが超マニアックなので面白いです。