タイトルは「お別れ」のしかた、なのでそれ中心のことが書かれているのですがそれ以外のことも書かれています。
例えば
・初めてということに対する心の張り
・一呼吸のすすめ
・節目節目でけじめをつける
・会葬者をもてなす宴をしみったれない
・古くからの習俗にはそれぞれ深い意味がある
・仏教は人々の心の安らぎを与えてきた
・人はたくさんの縁の中で生きている
・お葬式は後継者のお披露目の場でもある
などです。
中でも印象に残ったのが2つあります。作者がとある方に教えてもらって実践していることです。
1つは「初めてということに対する心の張り」です。
自分が朝起きてその人に会うまでに感じたことをいうというものです。
「今日はいい天気だ」とかじゃダメで「今日は天気がよくて駅につくまでに~」とそれまでに
見たもの感じたものをいうということです。
もう1つは「さようならに+αを」です。
1つ目と同じ感じで、別れ際にしっかり「まとめ言葉」を言うということです。
「それではまた明日」という決まった言葉で終わるのではなく
「今日の電話の受話器の向こう側から~.........みなさん、ご機嫌よろしゅう」と最後のあいさつをする前に
気づきを言うとうものです。
言葉というのは少し変わっただけで違った印象を受けます。
ここに書いている通り少し+するだけで「あ、この人はいろんなことに目を向けれる人なんだな」と
思われたりもします。
ただ実践するのは難しいと感じましたが。。。
してみたのですが、知らない人だと結局「ありがとうございました。さようなら」で終わっちゃいます(汗)
こういったこともやっていけば慣れてくるかもしれません。
全体的には心穏やかにしてくれる本で、素敵な内容でした。

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仏教が教えてくれる「お別れ」のしかた: 亡くなってからも「縁」は続きます (知的生きかた文庫 な 34-7) 文庫 – 2015/11/21
名取 芳彦
(著)
仏教は、日本人は、「身近な人の死」を上手にのりこえて、
自分自身が生きていく糧としてきました――著者
「今」をよりよく生きるために、「お別れ」をどう考えるか。
◎「逝く人」に何をしてあげられるか?
◎人は「たくさんの縁」の中で生きている
◎節目節目で「けじめ」をつける
◎古くからの習俗には、それぞれ深い意味がある
◎「葬儀」にまつわるリアルな話
◎「まだそのあたりに居そうな気がする」心理
◎次の生での救いを願うために
……etc.
ベストセラー『気にしない練習』の著者が語る、
お葬式の「泣ける話」「ちょっと笑える話」、そして「感動する話」。
自分自身が生きていく糧としてきました――著者
「今」をよりよく生きるために、「お別れ」をどう考えるか。
◎「逝く人」に何をしてあげられるか?
◎人は「たくさんの縁」の中で生きている
◎節目節目で「けじめ」をつける
◎古くからの習俗には、それぞれ深い意味がある
◎「葬儀」にまつわるリアルな話
◎「まだそのあたりに居そうな気がする」心理
◎次の生での救いを願うために
……etc.
ベストセラー『気にしない練習』の著者が語る、
お葬式の「泣ける話」「ちょっと笑える話」、そして「感動する話」。
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社三笠書房
- 発売日2015/11/21
- 寸法10.7 x 1.3 x 15.1 cm
- ISBN-104837983782
- ISBN-13978-4837983781
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商品の説明
著者について
元結不動 密蔵院住職
登録情報
- 出版社 : 三笠書房 (2015/11/21)
- 発売日 : 2015/11/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 235ページ
- ISBN-10 : 4837983782
- ISBN-13 : 978-4837983781
- 寸法 : 10.7 x 1.3 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 861,906位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,249位知的生きかた文庫
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トップレビュー
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2015年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『死という苦を1つの別れと考え』この自分の都合通り運ばない『苦』を軽減する方法が書かれています。
本の中では葬儀を行うことについて多くのページが割かれています。
僧侶という立場上、著者は故人のお別れの場として葬儀を行うことを勧めています。確かにお別れの場を持つことで救われる人もいると思います。大切な時間になるでしょう。
でも、葬儀をするしないの選択はその時故人や遺族が出したベスト。死後の世界を知らないのでなんとも言えませんが、どんな選択でも「大丈夫、きちんと送り出せた」と思えたらいいなと思います。
本の中では葬儀を行うことについて多くのページが割かれています。
僧侶という立場上、著者は故人のお別れの場として葬儀を行うことを勧めています。確かにお別れの場を持つことで救われる人もいると思います。大切な時間になるでしょう。
でも、葬儀をするしないの選択はその時故人や遺族が出したベスト。死後の世界を知らないのでなんとも言えませんが、どんな選択でも「大丈夫、きちんと送り出せた」と思えたらいいなと思います。
2016年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お葬式をなぜ行うのか、お葬式をどう行えば良いのか。
故人・遺族の両方の立場から、仏教の教えに従って解説してくれた書。
印象的だったのは「2章;生きざまと死にざまはつながっています」の章である。
筆者が人生の師と仰ぐ村上正行さん(元ニッポン放送アナウンサー)から教わった、生き生きと生きるための挑戦状。
1、”自分はまだまだ未熟者”から始める
2、いつでも”初めての経験・出会い”という気持ちで臨む
3、一つ一つの行動にけじめ(まとめ)をつける(「いただきます&ごちそうさま」「さようなら、楽しかったですありがとう」など)
4、何事も(一見マイナスの事柄でも)ウキウキと楽しむ
故人になるのはまだ遠そうなので、まずは”生き生きとした生きざま”を目指して私も挑戦してみようと思う。
故人・遺族の両方の立場から、仏教の教えに従って解説してくれた書。
印象的だったのは「2章;生きざまと死にざまはつながっています」の章である。
筆者が人生の師と仰ぐ村上正行さん(元ニッポン放送アナウンサー)から教わった、生き生きと生きるための挑戦状。
1、”自分はまだまだ未熟者”から始める
2、いつでも”初めての経験・出会い”という気持ちで臨む
3、一つ一つの行動にけじめ(まとめ)をつける(「いただきます&ごちそうさま」「さようなら、楽しかったですありがとう」など)
4、何事も(一見マイナスの事柄でも)ウキウキと楽しむ
故人になるのはまだ遠そうなので、まずは”生き生きとした生きざま”を目指して私も挑戦してみようと思う。
2018年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
弱い文章。大枠としては、葬式にはお金をかけるべきだ、と説いている。論旨は理解できるが、納得感を持てないまま読んだ。
本にして発表するにあたり、深く推敲したはずの文章だと思う。それなのにこんな弱い文章なのか、と幻滅した。
お坊さんが理想とする社会と実際の社会には大きな乖離があり、お坊さんにはその乖離を埋める力は全くないのだ、と感じた。
本にして発表するにあたり、深く推敲したはずの文章だと思う。それなのにこんな弱い文章なのか、と幻滅した。
お坊さんが理想とする社会と実際の社会には大きな乖離があり、お坊さんにはその乖離を埋める力は全くないのだ、と感じた。
2015年12月23日に日本でレビュー済み
冒頭で、
日本仏教では、死を新たな旅だち・再生と捉え、人々の心から苦を少なくしてきた側面がある。
最後の方では著者が、人が亡くなってからどのようなプロセスをたどるのか、分かりやすく解説してくれています。
日本仏教では、死を新たな旅だち・再生と捉え、人々の心から苦を少なくしてきた側面がある。
最後の方では著者が、人が亡くなってからどのようなプロセスをたどるのか、分かりやすく解説してくれています。