''１にも書いたように、無駄がなく洗練された完成度の高い作品ばかりです。
私にとっていちばん衝撃的だったのは、''２のテクニカルガイドの最後に掲載されていたマンテルでした。
殆どのマニュアル本が、ペンダントトップを中心に展開され、市販のカニカンやマンテルを使用する中
丸カンはもちろん、通常なら脇役であるマンテルにまで気を配り、全く新しい技法で美しいマンテルを完成させたこの作家さんに脱帽です。
もはやマンテルは脇役ではなく、トップと並ぶアクセサリーの中心を担っています。
なぜ、''２のマンテルの雄は３本のワイヤーで作られているのか…。
この技法を編み出したのが私なら、きっとその場で小躍りしてしまったに違いありません。
どうしてもマスターしたくて、１００個以上つくりましたが、気に入った出来のものは２つくらいしかありません。
でもその他の（失敗した）マンテル雄は、チェーンの目立たない部分にこっそり使用してみました。
ワイヤーに触れてまだ一年にならない私ですから、無骨な作りになってしまうのは仕方ありません。
けれど、そんな無骨な作品もまた可愛くてたまらないのです。
もうすぐ''３冊目が出るというのに、今更レビューもなんですが、３にはどんなマンテルが登場するのか
今から楽しみで仕方がありません。
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