そんなふうに思わせてくれるお話でした。
きっとひと昔の田舎暮らしの子どもたちには日常的ないたずらや山菜採り、山の虫や鳥のこと、と児童文学を読んでるはずなのに、ものすごく勉強できました。登場人物の子どもたち、そしてその周りを取り囲む大人たち。みんなそれぞれ個性的で面白かった。そして主役の猫、ドベ。次はいつ出てくるのかと読みながらドベの登場が楽しみでした。猫好きの私としては「そんなことしないでー!」と叫びたくなるところもあったけど。
ラストの雪の夜のシーンは、なんだか少し寂しくなるような、でも、あー子どもたちもただの悪ガキじゃないんだな、と彼らの成長ぶりが少し垣間見えるような気がしました。

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ドベねこメチャラムニュ (講談社青い鳥文庫 15-1) 新書 – 1980/1/11
- 本の長さ229ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1980/1/11
- ISBN-104061470299
- ISBN-13978-4061470293
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