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コブのない駱駝――きたやまおさむ「心」の軌跡 単行本(ソフトカバー) – 2016/11/18
きたやま おさむ
(著)
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伝説の音楽グループ、フォーク・クルセダーズで活躍し、また作詞家として数々のヒット曲を手がけながらも、その後、マスコミの第一線から退き、精神科医となった著者の決定版自伝。父親との葛藤、マスコミ体験の苦悩、親友との別れ……。波乱に満ちた人生と「心」の軌跡を振り返りながら、しぶとく生き続けるヒントを探る。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2016/11/18
- ISBN-104000611585
- ISBN-13978-4000611589
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対象商品: コブのない駱駝――きたやまおさむ「心」の軌跡
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2016/11/18)
- 発売日 : 2016/11/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4000611585
- ISBN-13 : 978-4000611589
- Amazon 売れ筋ランキング: - 533,967位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 74,817位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月3日に日本でレビュー済み
北山修は、フォーク・クルセダーズの結成メンバー。
「帰って来たヨッパライ」は、当時としては衝撃だった。
一方で「戦争を知らない子供たち」「あの素晴らしい愛をもう一度」の作詞家でもある。
そして忘れてはならないのは、最初は発売禁止になった「イムジン河」にも深く関わっている。
この本は、幼少期から70歳になる現在までの心の軌跡を、
彼のもうひとつの顔である「精神科医」の視点から分析したもの。
精神分析的自伝――とでも言えるだろうか。
本書のタイトルは作詞した「コブのない駱駝」から取っている。
コブのない駱駝とは、実はただの馬だった――という詞だ。
要するに、すべてに白黒付けなくても、人間は多面的で矛盾だらけでいい、
ということでもあるだろう。
かっこ悪くても生き続ける……これが精神科医としてたどり着いた世界でもあるという。
自死した加藤和彦への怒りでもありレクイエムでもあると思う。
ただ私は、加藤和彦が自ら命を絶ったとき、
当時北山修とどういう関係だったかは分からないけれども、
長年「うつなんだよ……」と苦しむ加藤を精神科医北山は救えなかったのだろうかと、
単純に思ったものだ。
もちろん精神科医に、患者の自殺を防ぐことまで求めるのは酷だろう。
しかし……
そのあたりがずっと引っかかっているだけに、素直に「あなたの言うとおり!」と
両手を挙げて賛同できない読後感が、微妙に残った1冊でもあった。
「帰って来たヨッパライ」は、当時としては衝撃だった。
一方で「戦争を知らない子供たち」「あの素晴らしい愛をもう一度」の作詞家でもある。
そして忘れてはならないのは、最初は発売禁止になった「イムジン河」にも深く関わっている。
この本は、幼少期から70歳になる現在までの心の軌跡を、
彼のもうひとつの顔である「精神科医」の視点から分析したもの。
精神分析的自伝――とでも言えるだろうか。
本書のタイトルは作詞した「コブのない駱駝」から取っている。
コブのない駱駝とは、実はただの馬だった――という詞だ。
要するに、すべてに白黒付けなくても、人間は多面的で矛盾だらけでいい、
ということでもあるだろう。
かっこ悪くても生き続ける……これが精神科医としてたどり着いた世界でもあるという。
自死した加藤和彦への怒りでもありレクイエムでもあると思う。
ただ私は、加藤和彦が自ら命を絶ったとき、
当時北山修とどういう関係だったかは分からないけれども、
長年「うつなんだよ……」と苦しむ加藤を精神科医北山は救えなかったのだろうかと、
単純に思ったものだ。
もちろん精神科医に、患者の自殺を防ぐことまで求めるのは酷だろう。
しかし……
そのあたりがずっと引っかかっているだけに、素直に「あなたの言うとおり!」と
両手を挙げて賛同できない読後感が、微妙に残った1冊でもあった。
2021年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
加藤和彦さんを失った場面が、著書の中でのクライマックスです。
2021年12月29日に日本でレビュー済み
伝説のフォークグループ”フォーククルセダーズ(以下フォークル)のメンバーであり、作詞家、エッセイスト、精神科臨床医、精神分析研究者、大学教授など多彩な顔を持ったきたやまおさむ氏の内面を振り返った自伝である。
きたやまは高校時代、息苦しい故郷の京都を逃げ出したいと思っていたという。実際千葉大学医学部合格という、またとないそのチャンスに恵まれたにも関わらず、意に反して家庭の事情で京都府立医科大学に進むことになる。ところがそこに「東京から来たミュータント」ときたやまが称するフォークルの創設者となる加藤和彦が「自ら京都(自分の方に)に転がり込んできた」のだから人生はわからない。もし、きたやまが千葉大学に進学していたとしたら、両者はすれ違っていたはずだ。京都の蒸し暑い夏でのこの2人の才人出会いはそれぞれのその後の人生を決定する点でリヴァプールにおけるジョン・レノンとポール・マッカートニーとの出会いに匹敵するだろう。加藤との出会がなければ、きたやまは一介の音楽好きの精神科医として平凡な人生を送っていたかもしれない。また加藤は加藤で、きたやまの説得で気の進まなかったプロデビューを承諾しなければ、のちの才気あふれるミュージシャン・クリエーターとしての加藤和彦もなかっただろう。
そうした華麗ながら波乱万丈の人生を精神分析医・北山修として人間・きたやまおさむの人生を分析したのが本書ではないだろうか?さすがというか、とても冷静に自らを分析しているように思える。
プロとしてのフォークルの活動はたったの1年ではあったが、ビートルズ同様自ら作詞作曲し自ら歌うという(もちろんカバー曲も多い)そのスタイルは、日本の音楽界に大きなインパクトを残した。しかし、その盟友だった加藤も端田宣彦もいまは亡い。ひとり古希を過ぎたきたやまはなにを思うのだろう。とりわけ自決した加藤に対する胸のうちをもっと聞きたかった。
ところで、フォークルのいちファンのひとりして、これからも時々「フォークル再結成・解散コンサート」を開いてほしい。メンバーは、きたやまにアルフィーの坂崎幸之助、あと加藤和彦役には誰を選ぼうか?背格好からすれば布袋寅泰だが、アコースティックなイメージはあまりくキャラも違う。意外だが福山雅治が合うかもしれない。ギターの腕なら問題ない。あとはボランティア的公演に福山が承諾するかどうかだ。元オフコースの鈴木康博は年代的に近く背格好も似て候補のひとりに挙げられよう。
きたやまは高校時代、息苦しい故郷の京都を逃げ出したいと思っていたという。実際千葉大学医学部合格という、またとないそのチャンスに恵まれたにも関わらず、意に反して家庭の事情で京都府立医科大学に進むことになる。ところがそこに「東京から来たミュータント」ときたやまが称するフォークルの創設者となる加藤和彦が「自ら京都(自分の方に)に転がり込んできた」のだから人生はわからない。もし、きたやまが千葉大学に進学していたとしたら、両者はすれ違っていたはずだ。京都の蒸し暑い夏でのこの2人の才人出会いはそれぞれのその後の人生を決定する点でリヴァプールにおけるジョン・レノンとポール・マッカートニーとの出会いに匹敵するだろう。加藤との出会がなければ、きたやまは一介の音楽好きの精神科医として平凡な人生を送っていたかもしれない。また加藤は加藤で、きたやまの説得で気の進まなかったプロデビューを承諾しなければ、のちの才気あふれるミュージシャン・クリエーターとしての加藤和彦もなかっただろう。
そうした華麗ながら波乱万丈の人生を精神分析医・北山修として人間・きたやまおさむの人生を分析したのが本書ではないだろうか?さすがというか、とても冷静に自らを分析しているように思える。
プロとしてのフォークルの活動はたったの1年ではあったが、ビートルズ同様自ら作詞作曲し自ら歌うという(もちろんカバー曲も多い)そのスタイルは、日本の音楽界に大きなインパクトを残した。しかし、その盟友だった加藤も端田宣彦もいまは亡い。ひとり古希を過ぎたきたやまはなにを思うのだろう。とりわけ自決した加藤に対する胸のうちをもっと聞きたかった。
ところで、フォークルのいちファンのひとりして、これからも時々「フォークル再結成・解散コンサート」を開いてほしい。メンバーは、きたやまにアルフィーの坂崎幸之助、あと加藤和彦役には誰を選ぼうか?背格好からすれば布袋寅泰だが、アコースティックなイメージはあまりくキャラも違う。意外だが福山雅治が合うかもしれない。ギターの腕なら問題ない。あとはボランティア的公演に福山が承諾するかどうかだ。元オフコースの鈴木康博は年代的に近く背格好も似て候補のひとりに挙げられよう。
2017年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミュージシャンで精神科医
伝説の人です
でもやっぱり疑問はなぜ加藤和彦さんを救えなかったのかということ
身近な人は治療などできないと書いてあります
でも、それがすごい疑問なんです
あれだけルックスも変化し、別人のようになった加藤和彦さん
分からないけど何かを待っていたのかもと思ってしまいます
伝説の人です
でもやっぱり疑問はなぜ加藤和彦さんを救えなかったのかということ
身近な人は治療などできないと書いてあります
でも、それがすごい疑問なんです
あれだけルックスも変化し、別人のようになった加藤和彦さん
分からないけど何かを待っていたのかもと思ってしまいます
2016年12月10日に日本でレビュー済み
『あの素晴らしい愛をもう一度』『風』などの作詞で知られる著者の自伝。父母との関係、ザ・フォーク・クルセダーズ(フォークル)をはじめとする芸能活動、精神科医としての歩み、加藤和彦を含む多くの友との別れなど、70年にわたる人生について書かれている。なお、自伝執筆の理由を「はじめに」で、「私が年老いたからに他ならない」と率直に書いている。
父母が働きづめだったため寂しい思いをしながらも、“いい子”を演じていたこと、だからこそ自由に生きていた伯母に救われたことなど、少年期の心の動きが丁寧に辿られている。また、高校時代から歌うことを始めていたこと、大学進学後の運命的な加藤和彦との出会い、『帰って来たヨッパライ』のヒット、解散するはずだったフォークルでの芸能活動についても、かなり詳細である。ここまでが全体の半分で、残りの半分はフォークル解散後のことで、主に精神科医としての研究や考え、大学での教育活動についてであるが、再結成されたフォークルのこと、加藤の自殺についても触れられている。初期フォークブームをけん引し、第一線からは離れたものの、様々な形で日本のミュージックシーンに伴走し続けてきた著者の証言は貴重だ。
「はじめに」で精神分析医として自身を分析するとしているように、自分を取り巻く当時の状況や傾向を含めた叙述になっていて、“自伝”といってもよくあるものとは多少違っている。それだからだろうか、40年ぐらい前に読んだ著書(正確な書名を思い出せない)や雑誌記事と比較すると、幾人かのミュージシャンの対しても、大学休学あたりの記述も、やや穏当に感じられる(ただし、それが悪いとは思わない)。
自身の目の障害にも触れ、“二足のわらじ”のことや両性具有的な志向も含む自己分析はもちろん、加藤がグループ(著者との二人での場合も含む)での活動を選択し続けたことに対する省察も興味深い。
フォークル再結成に関して、はしだのりひこ(端田宣彦)が参加しなかったことに、モヤモヤしていたが、その理由が分かったのは良かった。残念なのは1980年代に企画・構成としてかかわった「コンサート夏の時代」にかかわる記述が一切なかったことである。
そして、1967年10月1日の二枚の写真が印象に残る。
父母が働きづめだったため寂しい思いをしながらも、“いい子”を演じていたこと、だからこそ自由に生きていた伯母に救われたことなど、少年期の心の動きが丁寧に辿られている。また、高校時代から歌うことを始めていたこと、大学進学後の運命的な加藤和彦との出会い、『帰って来たヨッパライ』のヒット、解散するはずだったフォークルでの芸能活動についても、かなり詳細である。ここまでが全体の半分で、残りの半分はフォークル解散後のことで、主に精神科医としての研究や考え、大学での教育活動についてであるが、再結成されたフォークルのこと、加藤の自殺についても触れられている。初期フォークブームをけん引し、第一線からは離れたものの、様々な形で日本のミュージックシーンに伴走し続けてきた著者の証言は貴重だ。
「はじめに」で精神分析医として自身を分析するとしているように、自分を取り巻く当時の状況や傾向を含めた叙述になっていて、“自伝”といってもよくあるものとは多少違っている。それだからだろうか、40年ぐらい前に読んだ著書(正確な書名を思い出せない)や雑誌記事と比較すると、幾人かのミュージシャンの対しても、大学休学あたりの記述も、やや穏当に感じられる(ただし、それが悪いとは思わない)。
自身の目の障害にも触れ、“二足のわらじ”のことや両性具有的な志向も含む自己分析はもちろん、加藤がグループ(著者との二人での場合も含む)での活動を選択し続けたことに対する省察も興味深い。
フォークル再結成に関して、はしだのりひこ(端田宣彦)が参加しなかったことに、モヤモヤしていたが、その理由が分かったのは良かった。残念なのは1980年代に企画・構成としてかかわった「コンサート夏の時代」にかかわる記述が一切なかったことである。
そして、1967年10月1日の二枚の写真が印象に残る。
2018年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1960年代の若かりし頃、懐かしさと懺悔と、そして今だから言えることがある。加藤和彦氏、はしだのりひこ氏が天国に召されしまった今、改めて「さよならコンサート」「はれんちコンサート」LPを聴いてみた、合掌。