食べ物の話が楽しいです。想像して自分も買いに行ったり、作ってみたりして食べました。
今は、ない食べ物もありそうですが、食べてみたい話がいっぱいでした。
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ひさしぶりの海苔弁 (文春文庫 ひ 20-6) 文庫 – 2016/9/2
平松 洋子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
春の終わり、にょきにょき伸びるアスパラガス。真夏に囓るきゅうりの爽快さ。
目にしみるさんまの煙に秋の到来を感じ、酉の市で手に入れる切山椒は歳末の風物詩。
おつな味、いまの味が記憶の扉を開く。
惜しくも急逝された安西水丸画伯のイラストレーションも、単行本版から大増量して、計60点収録。
食を楽しみ、食を哲学する絶品エッセイ特盛83篇をご賞味ください。
【主な内容】
すいか相手にぶつかり稽古
どうする、目玉焼き
れんこん讃歌
パセリを丼いっぱい
パパパパパインはいかがです
ニッカボッカの男めし
南国おでんの宇宙
「うみねこパン」を盗み喰い
かまぼこ板の美学
さよなら、ホットケーキ
二十五年めのハンバーグ ……など。
目にしみるさんまの煙に秋の到来を感じ、酉の市で手に入れる切山椒は歳末の風物詩。
おつな味、いまの味が記憶の扉を開く。
惜しくも急逝された安西水丸画伯のイラストレーションも、単行本版から大増量して、計60点収録。
食を楽しみ、食を哲学する絶品エッセイ特盛83篇をご賞味ください。
【主な内容】
すいか相手にぶつかり稽古
どうする、目玉焼き
れんこん讃歌
パセリを丼いっぱい
パパパパパインはいかがです
ニッカボッカの男めし
南国おでんの宇宙
「うみねこパン」を盗み喰い
かまぼこ板の美学
さよなら、ホットケーキ
二十五年めのハンバーグ ……など。
- 本の長さ335ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2016/9/2
- 寸法10.7 x 1.4 x 15.2 cm
- ISBN-104167907038
- ISBN-13978-4167907037
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2016/9/2)
- 発売日 : 2016/9/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 335ページ
- ISBN-10 : 4167907038
- ISBN-13 : 978-4167907037
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 345,290位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,334位文春文庫
- - 55,353位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
似た名前の知り合いでもいたのか、平松洋子という著者名に親近感を持っていた。
数年前から読もう読もうと思っていて、ようやく手にとる。
「週刊文春」に連載された、食にまつわるエッセイ85編。
“まつわる”にふさわしく、自らの料理、好きな食材、訪れた料理店、味の記憶など、さまざまな「食」が語られる。
その語り口は直球、変化球を織り交ぜて、ご本人の誠実さを感じさせながらも軽いタッチ。
わたしのリズム感に合わない文章、響いてこない単語の選択などが気になる編も中にはあった。
なので、評価「4」としてしまったが、全編を通しての感想はこの著者のエッセイをまた読もうかなと思うものだった。
レポートよりも思い出を語るものの方が自分には合っているかな。
いずれにせよ、いろんなバリエーションの食エッセイ集となっているので、自分に合う食べ物、文章ってどんなものかな、
なんて考えながら/感じながら読むのも面白いだろう。
あ、そうそう、安西水丸さんのイラストがとてもよい。
ほのぼのさせられたり、どきっとさせられたり。
エッセイ+イラストでひとつの作品となる見本。
数年前から読もう読もうと思っていて、ようやく手にとる。
「週刊文春」に連載された、食にまつわるエッセイ85編。
“まつわる”にふさわしく、自らの料理、好きな食材、訪れた料理店、味の記憶など、さまざまな「食」が語られる。
その語り口は直球、変化球を織り交ぜて、ご本人の誠実さを感じさせながらも軽いタッチ。
わたしのリズム感に合わない文章、響いてこない単語の選択などが気になる編も中にはあった。
なので、評価「4」としてしまったが、全編を通しての感想はこの著者のエッセイをまた読もうかなと思うものだった。
レポートよりも思い出を語るものの方が自分には合っているかな。
いずれにせよ、いろんなバリエーションの食エッセイ集となっているので、自分に合う食べ物、文章ってどんなものかな、
なんて考えながら/感じながら読むのも面白いだろう。
あ、そうそう、安西水丸さんのイラストがとてもよい。
ほのぼのさせられたり、どきっとさせられたり。
エッセイ+イラストでひとつの作品となる見本。
2017年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このてのエッセイ は、普段読まないけど、
平松さんのは、面白く、作ってみようと、思わされる
平松さんのは、面白く、作ってみようと、思わされる
2017年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすく、食べ物や食事への愛情が感じられる。爆笑する箇所もあるが、ただの軽い読み物にはなっていない。表紙デザインも素敵。持っていて楽しい本。
2016年11月3日に日本でレビュー済み
週刊文春に連載された『この味』を85回分まとめたエッセイ集。
食べ物にまつわる話題がこれでもか、と押し寄せてめっぽうオモシロイ。
縦横無尽に炸裂する言葉の軽やかさがいい。
手軽に楽しめる1冊です。
食べ物にまつわる話題がこれでもか、と押し寄せてめっぽうオモシロイ。
縦横無尽に炸裂する言葉の軽やかさがいい。
手軽に楽しめる1冊です。
2016年11月28日に日本でレビュー済み
平松さん、かにが心底好きなんだなあ。
「越前がにがやってきた」の
…かにはやっぱり言葉を奪いますね。ゆでたての越前がに、しかも
卵をたっぷり抱いた雌、通称せいこの無言力をこれでもかと思い知った。
まず裏の前かけを取ってから、甲羅の付け根に指をかけてぱかっとはずす。
目に飛びこむ、ねっとり光沢を帯びて輝くみそ。
沼のような濃緑色がヨロコビを増幅させる。
はやる気持ちを無理に抑えてみそやら卵やら箸でちまちま搔き集め……。
わかるなあ。1年前、越前海岸の網元の座敷で
越前がにとせいこにかぶりついた。
絹糸のように繊細なのに弾力があって、ほの甘い身。
まったりとろりと舌にからみつくみそ、
ブラッドオレンジ色のむちっとした卵。
濃厚なキスみたいにセクシーだ。
せいこの炊き込み飯も
エキスを余すところなく頂戴できて
シンプル絶品だった。
今年も越前海岸、行かなくちゃ。
「越前がにがやってきた」の
…かにはやっぱり言葉を奪いますね。ゆでたての越前がに、しかも
卵をたっぷり抱いた雌、通称せいこの無言力をこれでもかと思い知った。
まず裏の前かけを取ってから、甲羅の付け根に指をかけてぱかっとはずす。
目に飛びこむ、ねっとり光沢を帯びて輝くみそ。
沼のような濃緑色がヨロコビを増幅させる。
はやる気持ちを無理に抑えてみそやら卵やら箸でちまちま搔き集め……。
わかるなあ。1年前、越前海岸の網元の座敷で
越前がにとせいこにかぶりついた。
絹糸のように繊細なのに弾力があって、ほの甘い身。
まったりとろりと舌にからみつくみそ、
ブラッドオレンジ色のむちっとした卵。
濃厚なキスみたいにセクシーだ。
せいこの炊き込み飯も
エキスを余すところなく頂戴できて
シンプル絶品だった。
今年も越前海岸、行かなくちゃ。
2018年12月5日に日本でレビュー済み
2013年に出た単行本の文庫化。
もともと2011-13年に『週刊文春』に連載されたもの。イラストは安西水丸さん。文庫化にあたって「安西さん、ありがとう」が加えられている。
食にまつわるエッセイ83篇を集めたもの。「きゅうりをがぶり」「エプロンにはレースでしょ」「なすは肉でした」「蜂蜜レモン」「根室の秋さんま」「南国おでんの宇宙」「かまぼこ板の美学」「わかめスープの漆黒」「一升瓶マニア」といった文章が並んでいる。
日常のなかのちょっとしたシーンが温かな筆致で描かれており、ほっとさせられる。
もともと2011-13年に『週刊文春』に連載されたもの。イラストは安西水丸さん。文庫化にあたって「安西さん、ありがとう」が加えられている。
食にまつわるエッセイ83篇を集めたもの。「きゅうりをがぶり」「エプロンにはレースでしょ」「なすは肉でした」「蜂蜜レモン」「根室の秋さんま」「南国おでんの宇宙」「かまぼこ板の美学」「わかめスープの漆黒」「一升瓶マニア」といった文章が並んでいる。
日常のなかのちょっとしたシーンが温かな筆致で描かれており、ほっとさせられる。