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「わさビーフ」したたかに笑う。業界3位以下の会社のための商品戦略 (アスカビジネス) 単行本(ソフトカバー) – 2013/12/15
濵畠 太
(著)
業界トップや大企業ではない3位以下の中小企業は、どのような商品開発やマーケティング戦略で生き残りをはかったら良いのか、その手法を山芳製菓の事例をもとに解説する。
- 本の長さ181ページ
- 言語日本語
- 出版社明日香出版社
- 発売日2013/12/15
- 寸法12.9 x 1.5 x 18.3 cm
- ISBN-104756916732
- ISBN-13978-4756916730
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商品の説明
著者について
・「商品開発の会」幹事。・大東建託(宣伝・企画担当)在職。1973年、東京生まれ。「web・プロモーション分野」、「広報・ジャーナリスト分野」、2つの専門学校を卒業し、「鈴鹿サーキット」広報担当へ就く。広報業務のほか、ブランド戦略、宣伝、販促、MD、イベント企画など関連領域でのノウハウを広く獲得。同分野での更なる経験を積むため、創業明治4年の上場企業「柿安本店」へ移籍、老舗ならではの“守り"と“攻め"が共存するブランド戦略や、日々の売上げを獲得する即効性ある集客方法を実践。現在は「大東建託」で、TVCMをはじめ宣伝・PR全般を担当する。 企業に在籍しながら、官庁の観光誘致、大手食品企業の商品開発など、様々なプロジェクトへ参加。マーケッター約1,000名が加盟するマーケティング勉強会「商品開発の会」幹事。
登録情報
- 出版社 : 明日香出版社 (2013/12/15)
- 発売日 : 2013/12/15
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 181ページ
- ISBN-10 : 4756916732
- ISBN-13 : 978-4756916730
- 寸法 : 12.9 x 1.5 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 831,428位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,777位マーケティング・セールス全般関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
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ビジネス書作家。ノンフィクション作家。
マーケター。ブランドマネージャー。
濱畠太、浜畠太の表記も使用する。 なお、濱畑太は誤り。
本田技研工業傘下のモータースポーツ施設運営会社「モビリティランド」に入社し、鈴鹿サーキットの広報担当。その後、柿安本店、大東建託を経て、鎌倉新書プロモーション室長に就任。4社で広報・宣伝・マーケティング部門を担当した。
官庁の観光誘致、大手企業の商品開発など多くのプロジェクトへ参加。2017年度、厚生労働省・職業能力評価(マーケティング部門)検討委員。
2013年より、企業に所属しながらビジネス書、自己啓発書の作家活動を開始。著書は自らの実績を基にしたマーケティング、ブランディングに関連するビジネス書と、働き方、セルフブランディングをテーマにした自己啓発書に分けられる。日本史に関連した著書やセミナーも多く、近著ではNHK大河ドラマの主人公を題材にしている。
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
4グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わさビーフの秘密がわかりました。背伸びしない経営スタイルに共感しました。
2020年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を手に取られた方は、山芳が如何にして「わさビーフ」を開発したかの秘話を期待されることでしょうが、
その意味ではこの本は期待外れに終わります。
山芳独自の商品発想力を、自分のビジネスに活かしたいと思うビジネスマン向けの啓発書です。
IBM、そしてRENOVOで発売されているノートパソコンThinkPadの開発者による著書
「ThinkPadはこうして生まれた」が、開発秘話よりは、
日本経済低迷の原因の1つである、オフィスワークの非効率さを解決するために、
ビジネスマンに向けてどうThinkPadを使ってもらいたいかや、
ThinkPadにどのような性能を盛り込んであるかについて書かれたのと同じです。
その意味ではこの本は期待外れに終わります。
山芳独自の商品発想力を、自分のビジネスに活かしたいと思うビジネスマン向けの啓発書です。
IBM、そしてRENOVOで発売されているノートパソコンThinkPadの開発者による著書
「ThinkPadはこうして生まれた」が、開発秘話よりは、
日本経済低迷の原因の1つである、オフィスワークの非効率さを解決するために、
ビジネスマンに向けてどうThinkPadを使ってもらいたいかや、
ThinkPadにどのような性能を盛り込んであるかについて書かれたのと同じです。
2017年7月21日に日本でレビュー済み
以前ポテトチップスの「わさビーフ」のレビューをしたことがきっかけで本書を知りました。
本書が取り上げるのは、この「わさビーフ」を開発・販売している山芳製菓・・・ポテトチップス業界ではシェア3.4%(トップシェアを誇るのは、某カ✖ビーと湖✖屋とのこと)を占めるこの会社が、如何なる商品戦略を行っているのかを解説したのが本書であります。
少企画から開発販売までの一連の流れについて各社員に裁量と責任を持たせる一方、社内でのコミュニケーションの充実(商品情報のやりとりは交換日記!?4年後の現在も?)と消費者のニーズに徹底的に寄り添いながらも効率的により良い商品を目指すその妥協なき姿勢は、お菓子メーカーとしてのみならず、組織としてどうあるべきかを考える1つのヒントになるのではないかと思いました。
そうした中で生み出された商品の1つが先述した「わさビーフ」・・・単にヒット商品のみならず、並々ならぬ努力と愛着の賜物なのですが、それと比較して大手の商品が「愛が感じられない」といった著者の発言は、流石にソレは失礼なのではないでしょうか(*^。^*)
大ヒットを目指さなくても、万人にウケなくても、面白いモノを作って行こうとする飽くなき挑戦心・・・持っている強みを生かして他にはない「ブランド」を確立しようとする山芳製菓の在り方は、自らの可能性をやや狭めかねない反面、特定のフィールドを追究し続けるその姿勢については、そのままは適用できなくても個人の生き方にも何かしら示唆を与えているように感じられました(*'ω'*)
ところで、本書には初代社長・山崎芳永氏による社是「人をつくり、人に尽くす」と「Y-CREED(信念)」が記載されています。
その1つである凡事ー所謂「ホウレンソウ」以上に、挨拶と礼儀を尊ぶーを大切にすることは、一見普通のようですが、この社員というのみならず人間として何よりも肝要なのであります。
そして、自らが所属する組織をより良くするために、頭と体に汗を掻きながら自主的に行動する事は、会社組織のみならず、国家社会の一員としてもまた、そうあることが強く求められているのではないでしょうか。
全体的には思った以上になかなか興味深く読むことが出来ました。
ただ、惜しむらくは、比較される企業が大手ばかりで、山芳製菓と同じようなランクの他企業との比較が無いのは残念・・・競争相手の採る戦略や経営努力と比較検討されることで、山芳製菓の特長がよりクローズアップされる事が出来たのではないかと思われました。
企業で商品開発やマーケティングのご担当者のみならず、「わさビーフ」を召し上がることがある多くの方々にも、どうかご一読されんことをお勧め致します。
本書が取り上げるのは、この「わさビーフ」を開発・販売している山芳製菓・・・ポテトチップス業界ではシェア3.4%(トップシェアを誇るのは、某カ✖ビーと湖✖屋とのこと)を占めるこの会社が、如何なる商品戦略を行っているのかを解説したのが本書であります。
少企画から開発販売までの一連の流れについて各社員に裁量と責任を持たせる一方、社内でのコミュニケーションの充実(商品情報のやりとりは交換日記!?4年後の現在も?)と消費者のニーズに徹底的に寄り添いながらも効率的により良い商品を目指すその妥協なき姿勢は、お菓子メーカーとしてのみならず、組織としてどうあるべきかを考える1つのヒントになるのではないかと思いました。
そうした中で生み出された商品の1つが先述した「わさビーフ」・・・単にヒット商品のみならず、並々ならぬ努力と愛着の賜物なのですが、それと比較して大手の商品が「愛が感じられない」といった著者の発言は、流石にソレは失礼なのではないでしょうか(*^。^*)
大ヒットを目指さなくても、万人にウケなくても、面白いモノを作って行こうとする飽くなき挑戦心・・・持っている強みを生かして他にはない「ブランド」を確立しようとする山芳製菓の在り方は、自らの可能性をやや狭めかねない反面、特定のフィールドを追究し続けるその姿勢については、そのままは適用できなくても個人の生き方にも何かしら示唆を与えているように感じられました(*'ω'*)
ところで、本書には初代社長・山崎芳永氏による社是「人をつくり、人に尽くす」と「Y-CREED(信念)」が記載されています。
その1つである凡事ー所謂「ホウレンソウ」以上に、挨拶と礼儀を尊ぶーを大切にすることは、一見普通のようですが、この社員というのみならず人間として何よりも肝要なのであります。
そして、自らが所属する組織をより良くするために、頭と体に汗を掻きながら自主的に行動する事は、会社組織のみならず、国家社会の一員としてもまた、そうあることが強く求められているのではないでしょうか。
全体的には思った以上になかなか興味深く読むことが出来ました。
ただ、惜しむらくは、比較される企業が大手ばかりで、山芳製菓と同じようなランクの他企業との比較が無いのは残念・・・競争相手の採る戦略や経営努力と比較検討されることで、山芳製菓の特長がよりクローズアップされる事が出来たのではないかと思われました。
企業で商品開発やマーケティングのご担当者のみならず、「わさビーフ」を召し上がることがある多くの方々にも、どうかご一読されんことをお勧め致します。