【12月1日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(Chengdu Research Base of Giant Panda Breeding)は11月29日、同基地で生まれ、カナダで飼育されていたパンダ「大毛(ダーマオ、Da Mao)」と重慶動物園生まれの「二順(アルシュン、Er Shun)」が同日早朝に特別機で成都(Chengdu)に到着したと明らかにした。2頭は規定通り重慶(Chongqing)に移され、隔離検疫を受ける。

「大毛」と「二順」は中国・カナダ間の保護研究協定に基づき、2013年3月に航空機でカナダに到着。これまでトロント動物園とカルガリー動物園で暮らしていた。

 今年5月、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、カナダでパンダの主食となる竹を長期的に確保することが困難になり、両国の友好的な協議を経て前倒しで協力事業を終了することになった。(c)Xinhua News/AFPBB News