大相撲7月場所、19日に初日 異例の調整、優勝争い混戦も

力士が参加せずに行われた大相撲7月場所の土俵祭り。一般客への公開もなかった=18日午前、東京・両国国技館
力士が参加せずに行われた大相撲7月場所の土俵祭り。一般客への公開もなかった=18日午前、東京・両国国技館
2020年07月18日 16時00分

 4カ月ぶりの大相撲本場所となる7月場所は19日に東京・両国国技館で初日を迎える。新型コロナの影響で5月の夏場所は中止。ようやくのお披露目となる新大関の朝乃山、白鵬と鶴竜の両横綱ら力士たちは異例の調整を経て臨むことになり、優勝争いは混戦となる可能性もある。

 感染防止策として今場所に向けた出稽古は禁止され、一時期は相撲を取ることなど接触を伴う稽古が自粛となっていた。1場所空いたブランクも気になる中、白鵬は無観客の春場所に続く45度目の優勝を、鶴竜は1年ぶりとなる7度目の賜杯を目指す。

 朝乃山には2006年夏場所の白鵬以来となる新大関制覇に期待がかかる。

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