公演後に反省会をして意見を言い合った

――今年5月から6月にかけて2nd ツアー”B.O.L.T Presents Early Summer Tour 2022「RE; B.O.L.T」”を開催、東京・大阪・仙台・名古屋の4都市を巡回しました。それぞれ感想をお聞かせください。

白浜 1回目のツアーは初めてだったので、その時は「こういう感じか!」「あぁツアーって楽しい」「あぁ終わっちゃった」と思っているうちに、あっという間に終わりました。でも2回目ということで、ツアーの楽しさとかいろいろ知った上で安心して臨むことができました。みんなで反省会をして、自分の反省点を改善することもできたし、学べたことが多かったです。

白浜あや

――ツアー中は公演が終わる毎に反省会をしていたんですか?

高井 はい。メンバーとスタッフさん、先生も含めて毎回していました。ライブ当日にやることもありますし、後でライブの映像を見返してやることもあって。今回のツアーは、各公演によってEPに収録される新曲を入れるなど、ちょっとずつアレンジしつつも、軸になるセットリストがあったんです。各公演に来てくださる方もいるので、そのたびに新鮮な気持ちを味わってもらいたくて、みんなで話し合いました。

高井千帆

――1回目のツアーでも反省会はやっていたんですか?

高井 やっていたんですが、前回のツアーは毎回セットリストをガラッと変えていたので、今回とはまた違いました。私たち自身、去年のツアーとは考える視点も変わって、2回目のツアーを通してグループとしてさらに成長した姿を見せたいという思いがありました。ファンの方は優しいので、「成長したね」と言ってくださる方も多いんですけど、それに甘えずに、もっといろんな方にも見ていただきたいし、このツアーが初めましての方がたくさんいらっしゃったので、1曲1曲想いを込めて、楽曲の良さが100%届くように工夫しました。

内藤 2ndツアーでは、「今のB.O.L.Tはこれだ!」というのをお見せできたかなと思います。今回のツアー衣装はパンク風で、「B.O.L.Tはパンクなんだ」とひと目で見て分かるし、ちぃちゃん(高井)がお話した通り、前回のツアーでは一部も二部もガラッと違うセトリだったんですけど、今回は基本的な流れを作って。あえてフェスとかではあまりやらないような落ち着いた曲を多めに入れたので、その楽曲たちも一緒に進化できたので良かったです。

内藤るな

青山 今回のツアーでは大阪、仙台、名古屋に遠征をさせていただいたんですが、仙台は初めてでした。初めての方もたくさん来てくださって、いろんな方の視点を知ることができました。反省会で自分の課題を見つけて、次の公演までに改善しようと考えるようになったり、すぐには改善できないことでも積み重ねて行くことで「できるようになったね」と褒めていただいたり。そういうのがツアーのいいところだなと思いました。

青山菜花