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教育長が遺族に謝罪 中2女子死亡、いじめ認定受け―北海道・旭川

2022年04月07日17時30分

 北海道旭川市で昨年3月、中学2年の広瀬爽彩さん=当時(14)=が凍死した状態で見つかった問題で、市教育委員会の第三者委員会がいじめがあったと認定したことを受け、黒蕨真一教育長が遺族に直接謝罪したことが7日、市教委への取材で分かった。教育長が遺族に直接謝罪したのは初めて。

「真相知りたい」 旭川の中2死亡、遺族が手記

 市教委によると、黒蕨教育長は3月29日、遺族と面会し、「いじめの認知に至らなかったことをおわびする」と謝罪。その上で、いじめの積極的な認知や対処が適切に行われるよう、各学校への指導の徹底を図るなどと説明した。
 市は当初「いじめには至っていないと判断した」と説明していた。その後、第三者委が調査を開始し、3月27日に「いじめとして取り上げる事実」として6項目を認定し、遺族に報告していた。第三者委は近く、調査結果の詳細を公表する。

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