東京電力ホールディングスが、東北地方を中心に起きた地震の影響や関東地方の気温低下などで22日以降も電力需給が厳しくなる見通しになったとして、顧客企業に節電協力を依頼していることが21日分かった。東電はホームページなどで効率的な電力使用を呼び掛けている。
16日夜の地震で一部の発電所が停止していることに加え、天候の影響で太陽光発電の出力が下がり、供給力が低下する見通し。一方、気温低下で暖房需要が伸びる見込みのため、需給が厳しくなると予想されている。
18日夜にも地震と低気温の影響で需給が逼迫し、東電は管内の1都8県の顧客に緊急の節電を呼び掛けた。