「鬼滅の刃」制作会社社長と会社に有罪判決[2021/12/10 15:22]

 法人税など1億3800万円余りを脱税した罪に問われたアニメ「鬼滅の刃」の制作会社の社長に対し、東京地裁は懲役1年8カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

 アニメ制作会社「ユーフォーテーブル」の社長・近藤光被告(52)は、法人税など1億3800万円余りを脱税した罪に問われています。

 10日の判決で東京地裁は「被告は、会計担当の妻が帳簿の改ざん等に消極的な姿を示していたのに執拗(しつよう)に指示し、脱税の意図は強かった」と指摘しました。

 そのうえで「経営悪化という将来の不安を踏まえても、経営者として強い非難を免れない」と述べ、近藤被告に対し懲役1年8カ月、執行猶予3年、会社に対し罰金3000万円の有罪判決を言い渡しました。

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