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デジタル庁が発足 担当相に平井氏、事務方トップ石倉氏

2021年09月01日12時22分

デジタル庁が入居する複合施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」=東京都千代田区

デジタル庁が入居する複合施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」=東京都千代田区

 政府は1日、デジタル化推進の司令塔となるデジタル庁を設置した。同庁を担当する初代のデジタル相としてデジタル改革担当相を横滑りで任命。事務方トップの「デジタル監」に、民間から経営戦略などが専門の石倉洋子一橋大名誉教授(72)を充てることを持ち回り閣議で決めた。

【図解】デジタル庁

 デジタル庁は行政オンライン手続きの促進やマイナンバーカードの普及、行政システムの統一・標準化に取り組む。このため、各府省への勧告権やシステム関連予算の一括計上など強い権限を持たせた。霞が関の縦割り打破に向け、首相の指導力が問われる。
 職員約600人のうち約200人を民間から起用。調達などでは公平性や透明性の確保、不正防止が課題となる。

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