石川県出身の女優浜辺美波さんのフォトエッセー「夢追い日記」が30日発売される。11歳から19歳まで北國こども新聞で連載した「キラリ通信」を一冊にした。「夢を追って過ごした日々を日記のようにしたためていた」との思いから、タイトルは浜辺さん自身がつけた。
学生生活やふるさとで過ごした休日の様子、ドラマや映画の撮影エピソードなどを飾らない言葉で綴(つづ)った連載全177回のうち、厳選した95回分が収録された。A5変判、オールカラー160ページで定価2200円(税込み)。北國新聞社発行。全国の書店などで予約を受け付ける。浜辺さんは現在、北國新聞社のCMに出演し、本紙で「心の窓辺」を連載している。
書籍化にあたり、浜辺さんから寄せられたコメント全文は次の通り。
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日めくり日記のような
その時の言葉が詰まっています
こんなに初期から北國新聞さんに連載をもたせていただいていたのかと、自分の文章の拙(つたな)さに少し気恥ずかしい気持ちになりました。
小学生の頃は特に、連載の文章なのにまるで日記のようで。何ものでもないただの女の子が少しずつお仕事をいただくようになっていて、自分のことながら応援してしまいました。
高校生にもなると少しずつ文章に前向きな言葉だけでなく本音を入れることも出来るようになり、より私らしい言葉になっているかなと感じます。
また、いつも作品の見どころや自分のことを連載のために先に執筆するので、その後の取材で様々な言葉を使って話せる助けにもなっていました。最近ではSNSでも文章を書くことが多くなってきたので、連載での経験を活かしていきたいです。
まさかいつかこのように纏(まと)められ出版されるとは私も思っていませんでした。
日めくり日記のような自分のその時出てきた等身大の言葉が詰まっています。ぜひあたたかい目でみていただけると嬉(うれ)しいです。