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高橋死刑囚が病死 医師ら2人殺害―法務省

2021年02月03日19時40分

 1992年に東京都立広尾病院の医師ら2人を生き埋めにして殺害したとして、強盗殺人罪などで2006年に死刑が確定した高橋義博死刑囚(71)が3日、急性冠症候群のため東京拘置所で死亡した。法務省が同日、発表した。刑事施設に収容されている確定死刑囚は109人となった。
 同省矯正局によると、高橋死刑囚は1日に胸の痛みを訴え、同拘置所の病棟で治療を受けていた。3日昼前に容体が急変し、午後0時12分に死亡が確認された。
 確定判決によると、高橋死刑囚は92年7月、元会社役員の男らと共謀し、医師の小尾和洋さん=当時(37)=と知人の深沢由秀さん=同(32)=を車で拉致。現金約79万円などを奪った上、栃木県の山林で拳銃を突き付けるなどし、穴に生き埋めにして窒息死させた。

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