アンドロイドアプリレビュー

プライベート写真を盗み見できる!!? 写真共有アプリ「写真袋」の“エロ目的”ユーザーが激増中

秘密の合言葉を決めて写真や動画をアップロードし、その合言葉を知っている人だけがファイルを共有できる。そんなユニークな仕組みで話題になっているアプリが「写真袋」だ。実はこのアプリが今、女の子のプライベート写真やエロ画像が簡単に手に入るツールとして一部のスマホユーザーの間で大人気となっている。

先日はアングラ情報サイト「激裏情報」にもこのアプリの情報が掲載。2ちゃんねるではエロ画像入手のための合言葉が多数晒され、ユーザーが偶然探り当てた一般女性の写真の合言葉も密かに公開されるなど、まるでエロの鉱脈を求めて開拓者が殺到するゴールドラッシュのような状況だ。ダウンロード数はアンドロイド、iOSの合計で数十万件に達している。

「写真袋」の利用にあたってはユーザー登録やログインの必要は一切無い。「合言葉」のみで受け取りができるというのが大きな特徴だ。誰でも手軽に使える一方で、本来は友だちに送るはずの写真や動画が、合言葉さえ合えばアカの他人でも簡単に入手できてしまう、というわけだ。

ユーザーの中にはTwitter上で無防備に合言葉をつぶやいている人もいたり、適当に合言葉を入力して偶然ヒットすることもあるので、「まるで宝探しのような気持ちで他人の画像を鑑賞できる」というユーザーも増加している。

また、エロ画像を詰め合わせファイルにして公開するユーザーも多数発生。中には通常の画像掲示板では絶対にアウトな過激画像を公開する輩もいて、非常に危険な状況となっている。しかし、彼らは何を目当てに画像を公開しているのだろうか?

「写真袋にアップロードされた写真は72時間以内は誰でも無料でダウンロード可能です。しかし、それ以降は課金アイテムの『ハチミツ』(1個99円)が必要になるというのがこのアプリのビジネスモデル。自分がアップロードした写真のダウンロードにハチミツが使われると、ユーザーは『ドングリ』がもらえ、このドングリをハチミツと交換することができる仕組みになってます。掲示板では既に72時間経過した合言葉を書き込んでハチミツを使わせようとする『ハチミツ乞食』なる言葉が生まれるなど、独特の文化も形成されつつありますね」(「写真袋」に詳しいライター)

そんな具合に、本来の目的とはかなり違う形で熱狂的な盛り上がりを見せているアプリが「写真袋」。もちろん、飲み会やイベントの写真を共有するツールとしても便利に使えるが、その際は簡単に破られないような複雑な合言葉を設定するほうがいいだろう。(岡嶋佑介)

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