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▼2014 早春号

NEWS REPORT

小保方晴子氏もネット経由で出席

女性研究者の話を聞く女子会に、早稲田のリケジョが参集

スクリーンからの小保方リーダーの話に聞き入る参加者たち

 女性研究者を招いた本学理工系女子学生向けの“女子会”が2月5日、先端生命医科学センター(TWIns)で開かれ150名を超える参加者がありました。この女子会は生命医科学科の竹山春子教授が2年前から始めたもので、毎年2名の女性研究者を招いています。本年は東京大学の横山広美准教授が講演したほか、STAP細胞発見を発表した小保方晴子理化学研究所研究ユニットリーダー(2011年先進理工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)早稲田大学)が、同所神戸事業所からインターネット回線を通じて参加しました。

 横山准教授は科学コミュニケーション分野のパイオニア的研究者で、ヒッグス粒子を発見したアトラス実験グループの広報も担当。この日は参加者が女子学生だけとあって普段の講演では話さないという、結婚や出産などを含めた女性研究者としての経験のほか、素粒子実験で感銘を受けた研究者の言葉などを紹介しました。

 また、小保方リーダーは、後輩たちに科学誌『Nature』に論文が掲載されるまでの苦労話を披露したほか、「今、理研で研究者をしていると感じるのですが、早稲田の理工の基礎実験のカリキュラムは本当によくできていると思います」などと、早稲田大学の思い出を話しました。