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TBS番組「クレイジージャーニー」に倫理違反 BPO

2020年08月04日16時32分

 放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会(神田安積委員長)は4日、事前に用意したトカゲをその場で捕まえたように装って放送したTBSのバラエティー番組「クレイジージャーニー」について、「放送倫理違反があった」とする見解を発表した。

TBS「消えた天才」に倫理違反 映像を早回し―BPO検証委

 番組は昨年8月14日に放送されたもので、「爬虫(はちゅう)類ハンター」が特殊な能力を発揮し、次々に珍しいトカゲを発見、捕獲するという内容だった。しかし、トカゲはスタッフが撮影直前に放し、その場で見つけたように演出していた。
 同機構は「自力で探し出したと信じた多くの視聴者との了解や約束を裏切るもの」と指摘した。「クレイジージャーニー」は問題の発覚後、番組終了となっている。

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