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中部縦貫道の「高山IC橋」橋桁を設置

クレーンでつり上げられる橋桁=高山市の国道41号高山国府バイパスで

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 高山市の国道41号高山国府バイパスと立体交差する中部縦貫自動車道の「高山IC橋」(仮称)の橋桁設置工事が、二十四日午後八時から二十五日午前六時まで、バイパスなどを通行止めにして実施された。

 橋は全長百五十五メートルで、高山インターチェンジ(IC)と県道谷高山線付近をまたぐ。この日は、工事を請け負う横河ブリッジ(千葉県船橋市)の作業員ら二十三人が上り線の橋桁の架設工事をした。

 橋桁は長さ三十四メートル、幅三メートル、重さ四三・六トン。二百トンまで荷物をつれる大型クレーン車で橋桁をつり上げると、作業員は合図を出したり、無線でクレーン車の運転手と連絡を取ったりして慎重に移動させた。

夜通しで工事に当たる作業員たち=高山市の国道41号高山国府バイパスで

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 高山国道事務所の堀豊裕副所長は「交通量の多い国道を通行止めにした工事なので、利用者には不便を掛けた。高山と丹生川を早くつないで、地域のための道路を造りたい」と話した。

 中部縦貫道は、長野県松本市から高山市を経由し、福井市に至る長さ約百六十キロの高速道路。高山IC−丹生川IC間は六年前に着工した。

 夜間通行止め(午後八時〜翌日午前六時)は十月一日まで。十一月と十二月にも同様に通行止め期間を設け、下り線やインターチェンジへの導入路の工事を進める。

 (西浦梓司)

 

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