しか~し、総合病院に勤務する主人公の葵みどりちゃんは全然、違うのよ。膨大な仕事量を抱えながらも、疑問を感じた処方箋には疑義照会して新たに正しい薬を処方するの。当然、医者にしてみれば自分の見立てにケチをつけられるわけだからおもしろくはないんだけど、そこをどう解決するかが見所なのよ。頑張って。みどりちゃんをアタイも知らない間に応援してたわ。お仕事モノとして新たな知識を得る喜びと医療モノとして命の現場ならではのスリリングかつハートウォーミングな展開を同時に楽しめる一粒で二度おいしいマンガなのよ。うん。
タイトルはアンサングだけど、内容は讃えられてしかるべし。えっ、どう讃えるかって? それはもうコミックを買うしかないでしょう。アタイも薬剤師の友達に「アンタの業界のイメージアップにつながるから10冊買って同業に配って」と今から電話するから。そして編集部は思う存分、アタイを讃えればいい。ボサ子は褒めて伸びる子なの。