MBC NEWS

新クルーズ船寄港 渋滞緩和の取り組みも[05/01 18:44]

鹿児島市のマリンポートかごしまに1日朝、イタリア船籍の新しいクルーズ船が寄港しました。乗客を高速船で市街地に運ぶなど、新たな取り組みも行われました。

3月に完成したばかりのイタリア船籍のクルーズ船「コスタ・ベネチア号」。13万5500トンです。日本人や中国人など4500人を乗せ、おととい平成31年4月29日に東京を出発し、令和元年の1日朝、鹿児島に初めて寄港しました。

(東京から)「令和に移り変わる時にみんなで盛り上がった。鹿児島に寄港できて思い出深いものになった」
(台湾から)「新時代は、台湾と日本の関係がもっと緊密になり、アジアの発展のために頑張れたらいい」

ところで、大型クルーズ船の乗客がマリンポートからバスやタクシーで市街地へ向かう際、周辺で渋滞が発生することが課題となっていましたが、1日は、種子屋久高速船で観光客を市街地の港に運ぶ取り組みが初めて行われました。
また、クルーズ船から高速船乗り場までは、バスを2台つなげた「連節バス」が導入されました。一般の乗客を運んだのは県内では初めて、九州では2例目で鹿児島交通は、今後、マリンポート内のほかに鹿児島市街地での運行も検討したいとしています。

Copyright(c) Minaminihon Broadcasting Co.,Ltd. All rights reserved.
掲載された全ての記事・画像等の無断転載、二次利用をお断りいたします。