国内最大級の自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」の実行委員会は6日、7~9日に開催予定だったロードレースと、関連する市民参加レースの全行程を中止すると発表した。

実行委によると、6日未明の北海道地震による道路への影響などで、参加する選手や市民の安全を確保することができなくなったと判断した。

1987年から毎年開催し32回目を迎えた同レースが、全行程で中止となるのは初めて。

ロードレースにはイタリアや米国など海外6チームを含む21チーム、105人が参加。6日に旭川市をスタートし、3日目の当麻町をゴールとする総走行距離536キロのコースで争われる予定だった。(共同)