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 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡した事件で、殺人容疑で再逮捕された元職員の植松聖(さとし)容疑者(26)が神奈川県警の調べに対し、「首相宛ての手紙を2月に自民党本部に持参した」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。「障害者を安楽死させるための法制」を訴えようとしたがかなわず、「事件は社会のために起こした」という理不尽な供述をしているという。

 県警は週明けにも、園西棟の入所男性9人に対する殺人容疑で植松容疑者を再逮捕する。逮捕は3回目で、これで死亡した19人全員の殺人容疑が立件されることになる。けがをした入所者や職員27人への殺人未遂容疑などは、追送検する方針。

 捜査関係者によると、植松容疑…

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