放送日 | 2013年8月17日(土) 19:00~19:57 |
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放送局 | フジテレビ |
まずはじめに潜入するのは航空自衛隊の戦闘機で、音速を超える最高速度、圧倒的な運動性能を誇る技術の粋を結集して作られた超高性能マシン。
航空自衛隊が持つ戦闘機は「F-15J」「F-2」「F-4EJ改」の3種類。イーグルの愛称で知られるF-15J、ファントムIIの愛称で知られるF-4EJ改。F-2の愛称はハイパーゼロで平成の零戦とも呼ばれていて、福岡県 築城基地の配備されている日本とアメリカが挙動開発した機体。現役のパイロットにF-2戦闘機の値段を聞くと、1機約130億円だという。
航空自衛隊が持つF-2戦闘機の内訳を紹介。F110エンジンは離陸して数分以内には高度1万メートルに達する性能を持ち、最高速度はマッハ2.0。その高性能エンジンの値段は約17億円。
続いてコックピットの中には緊急脱出装置が付いていて、レバーを引くと高さ数十メートルまで飛び出すという。この衝撃で気を失うパイロットもいるほどで、緊急脱出装置の値段は約5500万円。
続いて、F-2にはASM-2 空対艦ミサイルとAAM-3 空対空ミサイルのほか、1分間に6000発発射できるバルカン砲を装備。バルカン砲1発約1500円で、装備できる6発のミサイルの値段は約数億円。
その他、コックピットを覆う風防・キャノピーが約3100万円、タイヤが3つで約370万円、着陸時に開くドラグシュートが約150万円。合計約130億円で、ほぼ全ての部品が特注品だという。
最高速度マッハ2.0となる戦闘機を操るパイロットは様々な訓練を行っていて、番組で福岡県 築城基地で行われているスクランブル訓練の様子を紹介した。
続いて、低圧訓練の様子を紹介した。訓練が行われる低圧訓練室では、高度数千メートルの低圧状態を人工的に再現し、低圧下で起こる様々な症状を隊員たちが体験していた。
戦闘機を取材したVTRの感想をスタジオで話し、ゲストの西村和彦はF-2の映像はなかなか見られないと興奮していた。
緊急脱出した時の帰還方法をスタジオで聞いた。航空自衛隊の佐合正弘3佐は、打ち出された時に救命ボートがついているので、そこに乗り込んで救助されるのを待つと答えた。さらに、救命ボートはサバイバルキットの中に入れられて一緒に打ち出されるという。
このあと、政府専用機の禁断の内部へ超潜入!
続いて潜入するのは天皇・皇后両陛下や首相などの要人が使用する政府専用機。政府専用機は航空自衛隊が管理・運航していて、政府専用機の乗組員は全て航空自衛官だという。
特別に政府専用機内部に潜入が許され、千歳基地の滑走路に政府専用機が現れた。日の丸が輝く政府専用機の機種はB-747の機体で、外装は通常の機体と一緒。内部の様子を特別航空輸送隊の2人に案内してもらった。
特別航空輸送隊の2人は政府専用機を汚さないよう専用の靴を持っていて、外部の人間用には靴の上からカバーを履くことになっている。中に入ると一般客室があり、同行記者用の席が設けられていた。政府専用機は一般の記者も運賃を支払って搭乗可能で、料金は民間の航空会社と同程度だという。そのため、座席の前には記者会見席と呼ばれる座席があって、同行した記者たちに空の上で会議や記者会見を行うこともあるという。
政府専用機のアメニティ一式は航空自衛隊のロゴ入りで、耳栓やエチケット袋も特別仕様になっている。さらに、搭乗の際は名刺サイズのカードが配られ、表には名前や座席番号、裏には政府専用機の写真が付いている。
主に宮内庁や外務省の担当の方が座る政府専用機の随行員室を紹介。随行員室は2-3-2列と広めになっていて、フルフラット仕様で足を伸ばして寝られるなど通常のビジネスクラス用のシートだという。さらに、乗客の上着を預かるウォークインクローゼットも完備。
続いて政府専用機の事務作業室を紹介。コピー機やプリンター、衛星電話などが付いていて、同行するスタッフたちが官邸や関係各所と連絡をとったり仕事をするための場所になっている。
続いて、大きなテーブルと革張りのイスが並べられた政府専用機の会議室を紹介。個室タイプの部屋になっていて、首相も会議室を使用することもあるという。
続いての部屋は、首相秘書官や宮内庁の侍従などが座る秘書官室を紹介。この場所は、今年1月に東南アジアに向かう機内で撮影された写真と同じ場所だった。
このあとも政府専用機の内部へ続々潜入!
普段見る事が出来ない政府専用機の内部を取材。ここまで機内の設備を見てきたが、政府専用機は2階建てで階段を上がると整備員や自衛官用のエコノミー席があった。
政府専用機の最後の部屋に入ろうとしたが、皇族や首相などが使う貴賓室は保全上の理由により撮影NGとなってしまった。貴賓室の内部は、首相が執務をとる部屋・婦人室(首相夫人用)・会食できる広いスペースがあるという。
10万円分の旅行券が当たる自衛隊 3択クイズとして、飛行機の故障に備えてとられている対策を答える3択クイズが出題。視聴者もdボタンを押してクイズ抽選に参加できる。
正解は、全く同じ機体がもう一機 常に一緒に行動している。政府専用機は2機を常に一緒に行動させ、故障したら2機目に乗りかえるという。2機目には整備員などが数名搭乗していいる。
現在、陸上自衛官はおよそ14万人。その中で女性自衛官は8千人と全体の5%だという。女性自衛官になるには試験に合格し入隊するのだが、倍率は10倍という狭き門となっている。その狭き門を突破しても入隊後3ヶ月間は候補生という扱いで、自衛官になるために様々な訓練が男女共通で行われる。
陸上自衛隊の女性自衛官候補生の訓練を多賀城駐屯地で密着取材。取材したのは第341中隊 女性自衛官候補生で、候補生は全員が東北出身で高校・大学を卒業したばかりの新卒生だけでなく、OLから転身した候補生もいるという。候補生は東日本大震災を間近で経験し、被災地で活躍する自衛隊をみて入隊した者も多いという。
女性自衛官候補生の初めてのほふく前進訓練の様子を密着取材。ほふく前進は第1から第5があって、違いは体の高さで数字が大きくなるにつれて体を低くなるという。取材した日は駐屯地内の訓練場で、70mのほふく前進を4時間にわたって繰り返していた。
続いて、女性自衛官候補生の初めての障害走路の様子を密着取材。障害走路とは様々な障害物を越えひたすた前に進む訓練で、取材した日は高さ2mの壁越えや鉄線に触れずに前に進む鉄条網訓練などを行っていた。
続いて、女性自衛官候補生の初めてのハイポートの様子を密着取材。ハイポートとは重さおよそ4kgの小銃を抱えたまま走る訓練。
日々自衛官を目指し様々な訓練を行う彼女たち。そんな彼女たちの唯一の楽しみが外出だという。休日に着る至福を見せてもらった。仲間たちと一緒にリフレッシュし、また訓練に励んでいくのだという。
女性自衛官候補生の初めてのガスマスクを紹介。これは不慮の災害などを想定しガスマスクを素早く装着する訓練。指揮官が「ガス」と言ったら目を閉じ呼吸を止め、8秒以内に防護マスクを正しく装着するというもの。初めての訓練に悪戦苦闘する候補生たち。さらにガスマスクの重要さを学ぶ訓練として、テントの中に目や鼻に強烈な刺激をあたえる煙を充満させ、マスクを装着しテントの中へと入る。テントの中でマスクを外し、その刺激を体験した。ガスマスク装着時は暑く呼吸もしづらいためすぐ外したくなるのだというが、この経験をするとマスクの重要性を知り装着時もガマンできるという。
訓練開始から3カ月後、厳しい訓練を乗り越えた候補生たちは脱落者を出すことなく正式に女性自衛官となった。彼女たちはそれぞれ任地へと旅立ち、自衛官として活躍していくという。
自衛隊への疑問として「髪は伸ばせないの?」というものが出た。前髪は目の上 耳を出す 後ろ髪は肩にかからない ヘアピン・脱色などはNGということだった。髪が伸びたら隊員同士でカットしているという。
自衛隊への疑問として「訓練中は恋愛していいの?」というものが出た。可能であり、女性自衛官の8割は男性自衛官と結婚しているという。
自衛隊への疑問として「森谷佳緒里さんは彼氏いるの?」というものが出た。現在森谷さんは彼氏はいないという。
是非手に入れたい 自衛隊 超激レアグッズ 続々登場!
自衛隊といえば迷彩柄だが、自衛隊の売店を見てみると大部分が迷彩柄一色。一般人も買うことが出来る自衛隊・迷彩柄グッズを紹介。様々な人気キャラクターも迷彩柄となっていた。
このあと、究極の迷彩柄グッズを発見!
自衛隊の売店には様々な迷彩柄グッズがあるが、その極めつきが「迷彩柄パウンドケーキ」。これらの商品は駐屯地や基地が一般開放される日であれば一般の人でも買う事が可能ということだ。
超潜入!リアルスコープハイパー次回予告。
現在開催中の「お台場合衆国2013」で、リアルスコープ3択クイズに正解すると番組特製パズルをプレゼント。
エンディングテーマ:Real Sexy!/BAD BOYS(Sexy Zone)
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