柴
Shiba
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外観と特徴 -Form and Function-
柴は、体高より体長がやや長く、均整のとれたコンパクトな体型をしています。小さくピンと立った耳、厚い被毛、強健な体、そしてクルリと巻いた尻尾といった、北方系の犬種にみられる典型的な特徴を持っています。
また、大胆かつ快活で、純粋な性格がうかがえる素朴な表情をしており、軽快かつなめらかな足取りで、敏捷にイキイキと歩くのが特徴的です。
硬くて直毛の上毛と柔らかい下毛の二層構造の被毛が、小さな体を外界の環境から守り、いつも活発に動き回ることができます。
また、大胆かつ快活で、純粋な性格がうかがえる素朴な表情をしており、軽快かつなめらかな足取りで、敏捷にイキイキと歩くのが特徴的です。
硬くて直毛の上毛と柔らかい下毛の二層構造の被毛が、小さな体を外界の環境から守り、いつも活発に動き回ることができます。
活発度 | |
必要運動量 | |
遊び好き度 | |
人なつこさ | |
犬に対する友好度 | |
他のペットに対する友好度 | |
知らない人への友好度 |
しつけやすさ | |
番犬適性 | |
防衛能力 | |
手入れ | |
耐寒能力 | |
耐暑能力 |
犬種プロフィール -Profile-
AKCランキング | 62 |
JKCランキング | 10 |
仲間 | スピッツ系、北方祖先系の愛玩犬 |
原産地 | 日本 |
起源 | 古代 |
元来の役割 | 狩猟犬、小さな鳥などを飛び立たせること |
現在の役割 | 愛玩犬 |
体高(雄)インチ(cm) | 14.5-16.5(36.8-40.6) |
体重(雄)ポンド(kg) | 20-30(9-14) |
体高(雌)インチ(cm) | 13.5-15.5(33-39.4) |
体重(雌)ポンド(kg) | 20-30(9-14) |
JKC理想体高(雄)cm | 38-41 |
JKC理想体重(雄)kg | - |
JKC理想体高(雌)cm | 35-38 |
JKC理想体重(雌)kg | - |
別名 | ブラッシュウッド・ドッグ、ジャパニーズ・スモールサイズ・ドッグ |
歴史 -History-
日本固有の犬種は全部で6犬種ありますが、そのなかでも、もっとも小さくもっとも古くから存在していた犬種が柴です。
この「柴」という名前は「小さい」という意味に由来するという説がありますが、この犬種の毛色が、赤褐色に輝く「柴の木の色」に似ていることから付けられたともいわれています。これらの説を裏付けるように、この柴犬には「小さな柴の木のような犬」という愛称がつけられることになりました。
柴の起源はよくわかっていませんが、スピッツの血統を引き継いでいると考えられています。また、紀元前300年頃に、日本の中部地方で狩猟犬として飼われていたともいわれています。
主に、鳥や小さな獲物を追い立てて飛び出させる役割を担っていましたが、時には野生のイノシシを狩ることもあったようです。
柴には長野県を発祥の地とする「信州柴」、岐阜県を発祥の地とする「美濃柴」、そして本州山陰地方を発祥の地とする「山陰柴」の3種類のタイプが存在していましたが、第二次世界大戦後、その数は激減してしまいます。さらに追い討ちをかけるように、1952年にジステンパーが流行したことによって、その頭数は10分の1になってしまいました。
やがて、絶滅の危機に瀕する柴を守ろうという運動が始まります。骨格がしっかりした山岳地方の柴と、その他の地方に住む比較的きゃしゃなタイプの柴とを交配し、異なったタイプの柴同士を掛け合わせる試みがなされました。その結果、柴は、さまざまな骨格の違いを持つひとつの犬種として、絶滅の危機を乗り越えることに成功します。
初めて柴がアメリカに渡ったのは1954年のことで、AKCに認定されたのは1993年のことでした。以来、柴はアメリカの地でしっかりと根付いていき、現在でもその人気はどんどん上昇し続けています。
この「柴」という名前は「小さい」という意味に由来するという説がありますが、この犬種の毛色が、赤褐色に輝く「柴の木の色」に似ていることから付けられたともいわれています。これらの説を裏付けるように、この柴犬には「小さな柴の木のような犬」という愛称がつけられることになりました。
柴の起源はよくわかっていませんが、スピッツの血統を引き継いでいると考えられています。また、紀元前300年頃に、日本の中部地方で狩猟犬として飼われていたともいわれています。
主に、鳥や小さな獲物を追い立てて飛び出させる役割を担っていましたが、時には野生のイノシシを狩ることもあったようです。
柴には長野県を発祥の地とする「信州柴」、岐阜県を発祥の地とする「美濃柴」、そして本州山陰地方を発祥の地とする「山陰柴」の3種類のタイプが存在していましたが、第二次世界大戦後、その数は激減してしまいます。さらに追い討ちをかけるように、1952年にジステンパーが流行したことによって、その頭数は10分の1になってしまいました。
やがて、絶滅の危機に瀕する柴を守ろうという運動が始まります。骨格がしっかりした山岳地方の柴と、その他の地方に住む比較的きゃしゃなタイプの柴とを交配し、異なったタイプの柴同士を掛け合わせる試みがなされました。その結果、柴は、さまざまな骨格の違いを持つひとつの犬種として、絶滅の危機を乗り越えることに成功します。
初めて柴がアメリカに渡ったのは1954年のことで、AKCに認定されたのは1993年のことでした。以来、柴はアメリカの地でしっかりと根付いていき、現在でもその人気はどんどん上昇し続けています。
気質 -Temperament-
大胆で独立心が強く、頑固な面を持ち合わせている柴は、いつも自信に満ち溢れています。屋外では活発に動き回りますが、毎日十分な運動をさせていれば、室内で行儀よく落ち着いて過ごしてくれます。
時々、その大胆で勇敢な性格から、同性の犬に攻撃的になったり、小さな動物を追いかけたりする傾向があり、いつでも何かおもしろい冒険をしようと身構えているような犬種です。なかには頑固な面が強すぎて、自分勝手な行動をとる傾向が強い犬もいます。
また、縄張り意識が強いので、見知らぬ人に対しては距離を置いた態度で接します。こういった性質は、まさに優秀な番犬に向いているといえるでしょう。この犬種は比較的よく吠えるタイプの犬でもあります。
時々、その大胆で勇敢な性格から、同性の犬に攻撃的になったり、小さな動物を追いかけたりする傾向があり、いつでも何かおもしろい冒険をしようと身構えているような犬種です。なかには頑固な面が強すぎて、自分勝手な行動をとる傾向が強い犬もいます。
また、縄張り意識が強いので、見知らぬ人に対しては距離を置いた態度で接します。こういった性質は、まさに優秀な番犬に向いているといえるでしょう。この犬種は比較的よく吠えるタイプの犬でもあります。
飼育管理 -Upkeep-
柴には、毎日の十分な運動が欠かせません。広い屋外で活発にゲームをして遊ばせたり、長めの散歩をさせたり、足場のよい安全なところで走らせたりといった運動を取り入れてあげましょう。
温暖な地域や涼しい気候のところであれば、雨風をしのげる暖かいスペースを用意して屋外で過ごさせることもできますが、できれば家の中で過ごさせ、屋外と屋内にいる時間をバランスよく配分してあげるのが理想的です。
上毛と下毛の二層構造の被毛は、1週間に1〜2回ほどブラッシングをしてあげましょう。また、できるだけこまめにむだ毛を取り除いてあげてください。
温暖な地域や涼しい気候のところであれば、雨風をしのげる暖かいスペースを用意して屋外で過ごさせることもできますが、できれば家の中で過ごさせ、屋外と屋内にいる時間をバランスよく配分してあげるのが理想的です。
上毛と下毛の二層構造の被毛は、1週間に1〜2回ほどブラッシングをしてあげましょう。また、できるだけこまめにむだ毛を取り除いてあげてください。
健康 -Health-
特に気をつけたい病気 | 皮膚疾患 |
気をつけたい病気 | 膝蓋骨脱臼 |
たまにみられる病気 | 特になし |
しておきたい検査 | 膝関節検査 |
寿命 | 12〜15歳 |