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1月の消費支出3・1%減、5か月連続マイナス

 総務省が1日発表した1月の家計調査(速報)によると、1世帯(2人以上)あたりの消費支出は28万973円で、物価変動の影響を除いた実質では前年同月比3・1%減だった。

 減少は5か月連続で、事前の市場予想(2・7%減程度)を下回った。

 サラリーマン世帯の収入(実質)は1・3%減の43万4330円で、5か月続けて減少した。収入の目減りが、買い物を控える動きにつながったとみられる。総務省は「弱い動きが見られる」とした個人消費の基調判断を据え置いた。

 消費支出を項目別にみると、洋服などの「被服及び履物」は5・9%減で6か月続けて減少した。1月前半までは例年より暖かかったことからコートなどの売れ行きが鈍く、その後も振るわなかった。学習塾の受講料などの「教育」は7・6%減、「教養娯楽」は3・8%減だった。一方、食品価格の上昇で外食を含む「食料」は2・9%増だった。

2016年03月01日 10時39分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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