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ばんえい競馬って何?

世界でたったひとつ。馬と人間が刻む北のロマン。

「ばんえい競馬」は鉄ソリを馬に曳かせ、全長200m、途中に2カ所障害(坂)のある直線コースで競うレースです。
よく知られている平地競馬とは違い、スピードだけではなく、馬の重いものを引っぱる力と持久力そして騎手のテクニックの勝負です。
このレースは北海道開拓に活躍した農耕馬で農民たちがお祭り競馬として楽しんでいたものがシステム化され現在の形に発展したもので、すでに35年以上の歴史をもち、北海道をが育てた世界でたったひとつの「ひき馬」競馬として内外の注目を集めています。
緑豊かな北の大地で繰り広げられるこの「ばんえい競馬」は今、最もパワフルな競馬です。

 

最高1トンの重量物をのせたソリを引いて馬が走る

「ばんえい競馬」には負担重量があり、「騎手重量」と「ばんえい重量」に分けられています。
「ばんえい重量」はクラス別になっており、それぞれ規定がもうけられています。最高はなんと1トン、さらに馬具の重さを合わせると70キロ以上の重量増加となります。

 

馬体重なんと1トン。大型馬がエキサイティングに競う。

馬体重はサラブレットの約2倍。
はじめて見る人なら「これが馬か!」と言ってしまうでしょう。
しかし「ばん馬」は大きいばかりではありません。
本来農耕馬ですから力のあることはもちろんのこと、ものを引っ張る抜群の持久力を持つ馬なのです。
それが競い合うのですからエキサイティングなのはまちがいなし。
華麗さは期待しないでください。
ダイナミックな感動を期待してください。

 

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