ガレス

王女クライン・ダイアナのいとこであり、国王アーサーの甥であり義子でもある。しかしながら、本人は王室の血統をかなり面倒くさがっている。早くから王宮よりも、ペンドラゴンエンペルの裏路地でチンピラたちと一緒に過ごしてきたが、正義感あふる性格と優れた剣の腕は隠しきれないようだ…。

イオーネ

治癒能力を持つエルフ族の少女。か弱く可愛いらしい外見と異なり、活発な性格で初めて見る相手ともすぐに親しくなれる。本人の率直な行動は誤解を招くこともあるが、悪意はなく素直な人物。

サラ

ノッティンガム村の民兵隊員出身。かわいらしい外見からすぐには想像ができないほど弓の扱いが上手い。ノッティンガム村では唯一、幼なじみのウィリアムを黙らせることができる人物でもある。明るく活気のある性格でありながら、聡明で優れた洞察力を持ち合わせている。

ウィリアム

ノッティンガム村で、いや、ブリタニアで1番おしゃべりな青年。生真面目さからは程遠く、周囲の人々にいつもいじられているが、実際には剣の腕も立ち、明るい性格の人物。

ティファレス

第1次大戦争当時アンタレスを封印するために自らを犠牲にしたエルフの大魔道士。女神や聖女という呼び名で呼ばれ崇められている。

ダフネ

ブラン城の守護騎士。ワラキア式槍術を完璧に操り、ブラソブ村の治安維持を担当し、村の人々に武術を教えたりしている。女だとなめてかかり、痛い目にあった騎士たちは数え切れないほど。しかし最近ブラン城に吸血鬼たちが出沒し、城主が行方不明になってからというもの、何とか持ちこたえているがだんだん疲れてきている。

セリッサ

看守長ドレックの妻。ドレックががっしりして厳つい容姿だったため、よく美女と野獣カップルと呼ばれていた。ペンドラゴンエンペルで静かに雑貨店を運営していたが、主人ドレックが死んだ後、仇を討つために暗黒教に身を投じる。黒魔術についてはかなりの実力を持っているが、元々魔法の才能がない体質だったため、寿命が日に日に削られている。そのために本人はかなり焦燥している。

王女クライン・ダイアナ

ペンドラゴン王国の王女であると同時に王位継承順位第1位。思慮深く聡明で国民の信頼は厚い。アーサー王と前王妃であるギネヴィアの間に生まれた。そのためか新しい王妃であるペルソナとの仲は良くないようだ。

王妃ペルソナ

ペンドラゴンの現王妃。派手な外見とは裏腹に、政治、社会など多くの学問に精通している。しかし多くのことがベールに包まれていてさまざまな噂がある。王女であるクライン・ダイアナとは仲が悪い。

暗黒君主リデラン

過去ペンドラゴンの騎士団長だったが、孤児であった自分を育ててくれたデュラシス伯爵の娘であり、また自らの実の妹でもあるギネヴィアを愛してしまった悲運な男。現在はアンタレス復活のため世界に危険をもたらしている。