【日本ハム】大谷、まさかのKO!開幕7戦7勝ならず
2015年5月23日6時0分 スポーツ報知
◆日本ハム6x─5ソフトバンク(22日・札幌ドーム)
うつむきながら大谷は足取り重たくマウンドを降りた。3点リードの7回、突然乱れた。2死満塁から代打・吉村に2点打を許した。さらに2死満塁から暴投で同点を許すと、中村晃に一時は勝ち越しとなる2点打を献上した。自己最悪タイの1イニング5失点に、「7回は粘られて根負けした。あと1人打ち取る技術がなかった」。球団新記録となる開幕7戦7勝どころか、屈辱のマウンドとなった。
6回までは完璧だった。初回に柳田に二塁打を許したが、2~6回は無安打に封じ込めた。7回は100球を超えてからボールが高めに浮き、強力打線につかまった。チームのサヨナラ勝利にも、「自分に対する悔しさ、腹立たしさしかないです」と反省。ただ、味方のおかげで黒星は消え、無敗は継続した。次回登板では自分の力でチームを勝利に導く。