センバツ:行進曲に「Let It Go ありのままで」

毎日新聞 2015年01月15日 16時29分(最終更新 01月16日 12時17分)

 3月21日に開幕する第87回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の入場行進曲が15日、ディズニーのミュージカルアニメ映画「アナと雪の女王」の劇中歌「Let It Go〜ありのままで〜」に決まった。ウォルト・ディズニー・ジャパン社は「『ありのままで大丈夫だよ』という曲のメッセージは練習通り伸び伸びとプレーしてもらいたいという私たちの思いと重なります」とコメントを寄せた。

 映画は国内では昨年公開され、観客動員数約2003万人と大ヒットした。「Let It Go」は、魔法の力を隠し人を避けてきた女王エルサが、ありのままに生きる決意をした場面で歌う。「幅広い世代に親しまれた」として選ばれた。

 日本語の吹き替えでエルサ役を担当した松たか子さんは「最高のステージで一歩踏み出すという部分が共感を呼んで選んでいただいたのであれば、とてもうれしい」、日本語版のエンディングで歌ったMay J.さんも「普段の成果を発揮できることを願って私も共に応援します」と談話を寄せた。【田辺佑介】

 他の出演者もコメントを寄せている。

 アナ役を吹き替えた神田沙也加さん 努力や汗を信じ全力を出せるようにと応援できる曲だと思います。

 オラフ役のピエール瀧さん 高校時代、野球をやっていた。この曲にのせて入場行進できる学生たちはうらやましい。

最新写真特集