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  • 原発事故の死者9000人も チェルノブイリでWHO

     【ジュネーブ14日共同】世界保健機関(WHO)は13日、今月26日に発生から20年を迎えるチェルノブイリ原発事故の健康被害に関する最新の報告書を公表、ウクライナ、ロシア、ベラルーシの3カ国で、事故に起因するがんによる死者数は最大で9000人に達すると推測した。  国際原子力機関(IAEA)などの国際機関やロシア、ウクライナ政府などでつくる「チェルノブイリ・フォーラム」は昨年9月、直接の被ばくによる死者は最終的に4000人程度とする報告書を発表しており、犠牲者数を倍以上と見込んだWHOの推計は、新たな議論を呼びそうだ。
      【共同通信】