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行き場失った盲目の人権活動家・陳光誠氏 米保守系シンクタンクが「助け船」 (1/4ページ)

2013.10.3 10:00

今年7月11日、初訪問した台湾から米国に出発する際、台北の空港で記者団の取材に応じる陳光誠氏。台湾では立法院(国会)での講演で中国当局を批判するなど活発な活動を続けた(AP)

今年7月11日、初訪問した台湾から米国に出発する際、台北の空港で記者団の取材に応じる陳光誠氏。台湾では立法院(国会)での講演で中国当局を批判するなど活発な活動を続けた(AP)【拡大】

 中国当局の自宅軟禁から逃れた後、当局の許可を得て昨年5月から留学名目で米国に滞在してきた中国の盲目の人権活動家、陳光誠氏(41)が、米国の保守系シンクタンク「ウィザースプーン研究所」(ニュージャージー州プリンストン)の研究員として迎え入れられることが10月2日、分かった。中国側の圧力で当初、客員研究員を務めていた米ニューヨーク大学を追われ、今夏から就職先を探していた陳氏に、彼と同様、人工中絶への反対姿勢を貫くこの研究所が“助け船”を出した形だ。

 ニューヨーク大退任

 ロイター通信やフランス通信(AFP)などによると、陳氏はこの研究所で今後3年間、人権問題の研究員を務めるほか、アメリカ・カトリック大学(ワシントンDC)や、極めてリベラルな活動で知られる「ラントス財団」(ニューハンプシャー州)での活動にも参加する。

 陳氏は今年1月、この財団が人権の重要性を広く訴えた人物に贈る昨年の「ラントス人権賞」を受賞。式典で「中国の変革には国際社会の圧力が極めて重要」と強調、米国政府は人権問題で中国に一切妥協すべきでないと訴えた。

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