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  • 上海万博開会式、警備は五輪並み 100万人ボランティアも


     上海万博の入場ゲートに立つ武装警察。後方は中国館=28日(共同)

     【上海共同】上海万博は開幕前夜祭に当たる開会式を30日に控え、2008年の北京五輪に匹敵する規模の警備態勢が敷かれている。中国当局は人海戦術でテロや会場での混乱を抑止し、五輪に続く一大イベントを成功に導く構えだ。

     新華社などによると、中国当局は万博会場の内外に4万6千人の警察官を投入。武装警察官数万人に加え、治安を守る約100万人の市民ボランティアを結成した。

     会場では入場ゲートで武装警察官がチケットを確認。入場者はゲートの500メートルほど先にある手荷物検査場でセキュリティーチェックを受ける。入場ゲートから手荷物検査場までは関係車両以外の通行は禁止されているため、入場者は歩くことを余儀なくされている。

     会場内では28日も警察官が金属探知機や警察犬を使って不審物がないか、くまなく調べていた。20日から行われたリハーサルでは、会場内の至る所で武装警察官が隊列を組み行進。行列が混乱しないよう武警がスクラムを組んで警備に当たったパビリオンもあった。

      【共同通信】