■ 室蘭の女性がトイレに三日間…ヤクルト販売員が発見
【2012年9月7日(金)夕刊】


 室蘭市知利別町に1人で住む女性(80)の自宅トイレで、壁と洋式便器の間に挟まれて動けなくなった女性が4日、3日ぶりに救出されていたことが分かった。女性宅に配達に来たヤクルト販売員女性(69)が110番通報した。通報を受けた室蘭署、市消防本部に救助された女性は市内の病院に搬送されたが、命に別条はないという。

 室蘭市の発表によると、女性は1日にトイレに入り、壁に手を付いて水洗の洋式便器から立ち上がろうとした際、バランスを崩し、便座と壁の約20センチの隙間に上半身の一部が挟まれ、抜け出せなくなったとみられる。

 3日に配達したヤクルトが放置されていたため、不審に思った販売員が開いていた窓から室内に入ったところ、トイレの辺りから壁をたたく音が聞こえたため、110番通報した。




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