未編集公電、流出の恐れ ウィキリークス、米が非難【ワシントン共同】内部告発サイト「ウィキリークス」は8月31日、保有する約25万件の米外交公電の全てを未編集のまま閲覧できるパスワードが流出したと発表した。流出元として英紙記者に矛先を向けているが、米政府は情報提供者の実名が記載されている公電もあるとして、ウィキリークスを強く非難している。 ウィキリークスの声明によると、全公電の閲覧が可能になるウィキリークス側が渡したパスワードを、英紙ガーディアンの記者が出版した本に記載した。ウィキリークスは同紙と昨年交わした秘密契約に違反する行為であり、法的措置を検討中としている。 【共同通信】
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