イエズス会の出身の教皇フランシスコは、日本と意外な関係がある。以下は日本の同会関係者のコメント:
(1)イエズス会の日本管区長、梶山義夫神父
「新しい教皇が選ばれ、与えられたことを、神様に心から感謝しています。教皇がカトリック教会、また世界全体のために大きな貢献をしていかれるでしょうから、そのために心からお祈りしております」
(2)アルゼンチンでの神学生時代、新教皇が神学院院長だった、レンソ・デ・ルカ神父(イエズス会/長崎・日本26聖人記念館の館長)
「私たちは、彼のもとで日本に送られたんですね。管区として召し出しが少なく、宣教地に人を送れない時代が続いた後、召し出しが増え、初めて人を出せたのが日本でした。そういう意味で、彼はミッション(宣教)について世界的な視野をもつ人です。まだ国内で人が必要で余裕はなかったのですが(早々に海外派遣を決め)、宣教の熱意を持っていました。院長として、厳しいのは厳しいのですが、同時にとても人に理解があり、霊的指導者としても素晴らしい人。神学生が自立するよう促し、自分で考えるよう導いてくれました」