ライフ【ホッと一息@北海道】自然のままで大ヒット!世界初、氷の下の魚たちを展示「山の水族館」+(3/3ページ)(2013.2.23 12:00

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【ホッと一息@北海道】
自然のままで大ヒット!世界初、氷の下の魚たちを展示「山の水族館」

2013.2.23 12:00 (3/3ページ)
オショロコマなどが滝つぼで群れているさまを下から見上げる=1月31日、北海道北見市の山の水族館(藤井克郎撮影)

オショロコマなどが滝つぼで群れているさまを下から見上げる=1月31日、北海道北見市の山の水族館(藤井克郎撮影)

 「残念ながら死んでしまいましたが、今いるハイギョもすでに1メートルくらいになっている。2年前は15センチだったピラルクは、今は1・5メートルです。ここの温泉の効能は、魚が証明してくれている」と佐藤さん。

 今後の課題は、一度訪れた人に何度も足を運んでもらえるようにすることだ。昨年10月には、自然界の食物連鎖について知ってもらおうと、アマゾンの魚に生きたニジマスを餌として補食させる「いただきますライブ」を実施。今年の夏にはイトウの水槽でもやってみたい、と佐藤さんの意欲は一向に衰えない。

 「冷凍の餌と比べると魚の動きも全然違う。自然界ではこれが毎日の営みですからね。3月になったらイトウは体が真っ赤っかになる。きれいで見応えがあるし、もしかしたら産卵行動が見られるかもしれない。自分にとってもまだまだ発見はあると思うし、そんな新しい発見をお客さんにも見せたいなと思いますね」

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四季の水槽では、氷の張った下をニジマスなどが悠然と泳ぐ=1月31日、北海道北見市の山の水族館(藤井克郎撮影)
ジャンプ水槽ではヤマメなどが急流を遡上する様子が観察できる=1月31日、北海道北見市の山の水族館(藤井克郎撮影)
急流をジャンプして遡上する魚。ここには発見と感動がある=1月31日、北海道北見市の山の水族館(藤井克郎撮影)
1メートル級の巨大なイトウがおよそ40匹も群れをなして泳ぐさまは壮観だ=1月31日、北海道北見市の山の水族館(藤井克郎撮影)
新しい発見を客にも見せたいと意欲を見せる佐藤圭一さん=1月31日、北海道北見市の山の水族館(藤井克郎撮影)
昨年7月にリニューアルオープンした=1月31日、北海道北見市の山の水族館(藤井克郎撮影)
穴からのぞくと金魚の万華鏡が広がっていた=1月31日、北海道北見市の山の水族館(藤井克郎撮影)

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