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国際
韓国大陸棚、「沖縄トラフまで」追加主張 対日圧力強化狙いか
2012.12.27 10:02
[韓国]
【ソウル=加藤達也】韓国政府は27日、東シナ海での韓国の大陸棚を同国沿岸から200カイリ(約370キロ)を越えて沖縄近海の海溝「沖縄トラフ」までとすることを求める大陸棚境界の画定案を国連大陸棚限界委員会に提出したと明らかにした。
東シナ海の大陸棚をめぐっては今月14日、中国も沖縄トラフまでと主張する画定案を同委に提出している。
大陸棚の拡張手続きには利害関係国の同意が必要で、日本政府は一貫して不同意の態度を通している。このため韓国側の主張が認められる見通しはないが、中韓とも東シナ海での海洋権益や領有権問題で対日圧力を強める狙いがあるとみられる。
韓国は2009年、大陸棚拡張を予備申請。その際「日韓大陸棚協定」が定める朝鮮半島南方の日韓共同開発区域の一部に当たる1万9000平方キロの海域を自国の大陸棚として申請した。
今回は追加の調査結果を添え、大陸棚がさらに南東に延びていると主張。聯合ニュースは韓国政府当局者の話として、今回主張した大陸棚面積は09年の申請時の2倍以上としている。
自国大陸棚と認められれば200カイリ外でも海底資源の開発権を主張できる。
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