現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 国際
  3. ヨーロッパ
  4. 記事
2012年12月22日23時0分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

ローマ法王、機密流出させた元執事を恩赦 収監先を訪問

 【ローマ=石田博士】ローマ法王ベネディクト16世は22日、バチカン(法王庁)の機密文書を大量に流出させたパオロ・ガブリエレ元執事を恩赦した。

 法王庁が発表した。法王自ら収監中の元執事を訪ね、恩赦を伝えたという。

 バチカンでは、今年初めから汚職や縁故主義を告発する内部文書がメディアで報じられる事態が続いた。5月に逮捕されたガブリエレ元執事は、法廷で「信じられない状況がバチカン内に広がっていることに失望した。悪事を一掃するために、法王の手助けをしたかった」などと犯行理由を述べた。禁錮1年6カ月(求刑同3年)の有罪判決に対して控訴せず、収監されていた。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

4隻のUボートの極秘任務。旧海軍の潜水艦拠点からたどる大戦の秘められた記憶。

海外駐在、記者、弁護士、看護師、エンジニア……人気職種の未来は明るい?危ない?

NEC本体にいま、何が起きているのか。「シャープより深刻」という風評の真偽は。

不具合ばかりの地図アプリが話題を呼んだアップル。なぜこんな『出来損ない』を世に出した?

日本の得意分野だったカメラ産業。いま、スマホが「写真」の概念も変えようとしている。

アジア企業の追随を許しかねない日本のカメラ産業。激変する業界の最新の動きを追う。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞国際報道部 公式ツイッター